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2020 Fiscal Year Research-status Report

Poverty, resilience and vulnerability: Evidence from Leyte after Typhoon Haiyan

Research Project

Project/Area Number 18K11830
Research InstitutionKyoto Sangyo University

Principal Investigator

マカベンターイケダ マリア  京都産業大学, 経済学部, 准教授 (40388236)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 青田 良介  兵庫県立大学, 減災復興政策研究科, 教授 (30598107)
馬場 美智子  兵庫県立大学, 減災復興政策研究科, 教授 (40360383)
加藤 恵正  兵庫県立大学, 減災復興政策研究科, 教授 (80161131)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywordsフィリピン / レイテ / 自然災害 / 社会的脆弱性 / 貧困 / 危機管理 / レジリエンス
Outline of Annual Research Achievements

レイテ州は災害脆弱性の高い地域であり、社会的脆弱性(貧困)の問題もあります。この地域が抱える背景の下で、自然災害への対応や災害後の危機状況を乗り越えるプロセス及びレジリエンス力に焦点をあて研究調査を行いました。
2020年度の主な活動は、(1)アンケート調査票作成・修正;(2)活動を一緒に行う現地NGOとの意見交換や調整;(3)実際のアンケート調査(後述のように新型コロナによる調査制限がありました)です。
日本の研究チームの方々と相談しながら、新型コロナにより世界的な危機状況下であるからこそ、アンケート調査には新型コロナへの危機管理について設問を追加で設けました。
一方で、新型コロナに伴い日常生活にすら政策的な制限が課せられている中で、実際に調査できる時期や方法の調整に予想以上に労力を費やしました。
レイテ州自治体によりコミュニティの隔離措置が発令されるなど、何度もインタビューを中断せざるを得ない場面がありましたが、連携している現地NGOの協力により、2020年8月からレイテ海岸沿いのパロ市限定で調査を開始することができました。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

新型コロナウイルス感染状況拡大により、アンケート調査が何度も中断された。

Strategy for Future Research Activity

今後は、本年度、十分に行うことのできなかった(1)アンケート調査データのクリーニング作業を行うと同時に、(2)今まで現地で行ったインタビュー及び調査のまとめ作業を進めます。具体的には、(1)については不適切サンプルの除外及び回答データの修正を行い、データ分析ができる状態に精錬させます。次に、今まで我々研究チームが直接現地で行ったインタビューや調査をまとめるとともに、データ分析結果と合わせて体系的に整理し、研究論文(複数)として取りまとめ学術雑誌やジャーナルなどに投稿します。

Causes of Carryover

令和2年度には研究チームの現地で調査を実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染状況により、旅費や調査実施費の未使用額が発生しました。
アンケート調査データのクリーニング作業及びデータ分析のための(1)資料整理・点検、データ集計を実行補助としての謝金(2)テキストマイニング機能付きのソフト購入を計上する予定です。また、研究結果報告を行うため、学会参加費も支出予定です。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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