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2019 Fiscal Year Research-status Report

観光過疎地域における地域ポテンシャルの発掘手法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 18K11871
Research InstitutionSapporo International University

Principal Investigator

梅村 匡史  札幌国際大学, スポーツ人間学部, 教授 (30203590)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 伊藤 寛  札幌国際大学, 人文学部, 教授 (20232465)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords観光情報 / 地域振興 / テキストマイニング / 観光振興 / 地域資源
Outline of Annual Research Achievements

本年度の研究目標は、①「地域に関して収集した地域情報をもとにテキストマイニングの手法を用い、意味ネットワークの作成」②「意味ネットワークの分析及び解釈による特定語の選定」③「入り込み数の少ない町村(10町村)を対象として、地域情報の収集と現地調査」④「意味ネットワークに基づく地域特性を象徴する語句と現地で評価との整合性の確認」⑤「意味ネットワークに基づく地域特性を象徴する語句選定のプロトタイプ」の5点を掲げていた。
①②については、ほぼ予定通りに研究が進んでいる。具体的には、該当する10町村のうち副読本の入手が、改定時期や情報の提供に難色を示した地域を除き、各地域の副読本の電子化が終了し、さらには「入り込み数の少ない町村、11位~30位に対象を広げその中から複数の町村から副読本を入手し、電子化が終了しているた。また、これらの情報のスクリーニングもほぼ終了している。また、テキストマイニングのネットワーク解析により当該地域に特有の語句の選定についても上位10町村関する部分はほぼ終了している。
③④については、年度当初の統一地方選挙、7月の参議院選挙等で9月と年末以降を予定していたがコロナウィルスの流行により、大幅な変更を余儀なくされており、現地調査、現地との打ち合わせが中断しており、予定通りに進行していない。
⑤については、語句の選定については予定通りにすすんでいるが、③④同様、現地との打ち合わせが遅れている。
また、年度末に予定していた学会等での発表についても、コロナウィルスの流行により、学会等が中止となり、成果の発表等は実現していない。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

前年度に発生した、東部胆振地震の影響で、現地調査、現地との打ち合わせが遅れていた。今年度初めから、遅れていた現地調査、打ち合わせの日程を調整したが、統一地方選挙、参議院選挙の影響で、現地との打ち合わせは、年明け以降で再調整を行ったが、コロナウィルスの流行により延期されている。
各地域のテキストマイニングによる意味ネットワークの作成、地域特性を表す語句等の選定については予定通りに進んでいる。選定語句の妥当性の評価のため、現地との打ち合わせは不可避であり、プロトタイプの策定に当たり無重要ではあるが、現状の先手語句に基づく、プロトタイプの策定に着手している。
今後の予定としては、コロナウィルスの影響は当面継続されることと考えらるので、現地との打ち合わせをできるだけ後ろ倒してして、地域特性を表す語句等の選定とそのプロセス、プロトタイプの策定を前倒しで実施し、現地調査、現地との打ち合わせを効率的に実施できるように配慮して、研究を進めていく。

Strategy for Future Research Activity

前述のように、コロナウィルスの影響は当面継続されることと考えらる。したがって、現地との打ち合わせをできるだけ後ろ倒しして、地域特性を表す語句等の選定とそのプロセス、プロトタイプの策定を前倒しで実施していく。その過程で、移動が許される範囲で現地調査のみをできるだけ早く実施する。
当初は、現地調査、現地との打ち合わせの打ち合わせを複数回実施し、その結果をフィードバックさせ、地域特性を表す語句等の選定、及びその決定プロセスの方法、プロトタイプへの反映を予定していたが、現地との打ち合わせを効率的に実施できるように、地域特性を表す語句等の選定、及びその決定プロセスの方法、プロトタイプへの反映については、机上にて策定し、現地との打ち合わせを最少減にて成果が表れるようにその順番と方法を変更する。
その過程において、本研究は、地域の人たちが地域にある情報や地域に寄せられた情報から、その地域特性を地域の人々が見つけ出し、観光対象化し観光商品化する一連のプロセスに関する研究であることを失念しないように、研究を進めていく。

Causes of Carryover

コロナウィルスの影響により、現地調査、現地との打ち合わせ、学会の中止等により旅費の支出が後年度にずれ込むことが、最大の原因である。
本年度は、コロナウィルスの影響が取り除かれ、移動が可能になり次第、この未実施の調査、発表等を精力的に実施していく。

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Published: 2021-01-27  

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