2022 Fiscal Year Annual Research Report
Design of Community Archives for the Sustainability of Local Communities
Project/Area Number |
18K11948
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
真鍋 陸太郎 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (30302780)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水越 伸 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (60219623)
宮田 雅子 愛知淑徳大学, 創造表現学部, 教授 (20431976)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | コミュニティ・アーカイブ / コミュニティ・アーカイビング / ワークショップ / プレイスメイキング / デジタル・ストーリーテリング |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は次の4つの内容から総括をおこなう計画で進めた。 (1)コミュニティ情報の収集その1「DST技法の発展的開発とワークショップ技法の検討・実践」。(2) コミュニティ情報の収集その2「インターネットを経由したコミュニティ情報収集の検討・実践」。(3)コミュニティ情報の蓄積「収集したコミュニティ情報の蓄 積方法の検討・実装」。(4)コミュニティ情報の活用「アーカイブされたコミュニティ情報の利活用の検討・実践」。 まず、2022年度は前年度までに引き続き東京都文京区での「あなたの名所ものがたり」を「エピソード活用編」として実施した。本ワークショップでは参加者各人のエピソード(ものがたり)を想起するために、これまでに収集・蓄積された「ものがたり」をコミュニティアーカイブのコンテンツとして活用した。既存物語1つ1つはハガキサイズのカードとして参加者全員に1セットずつ配布されファシリテータの補助のもと参加者それぞれが興味深いと感じるものがたりを披露し、その後、今年参加者の新たな「ものがたり」=コミュニティ・アーカイブのためのコンテンツを掘り起こし一連の作業に入ることとなった。 また、2022年9月には研究を統括する公開研究会「デジタルストーリーテリングとコミュニティデザイン-ワークショップやツールの展開-」を愛知淑徳大学で開催し、研究代表者・分担者ほか計6名からの話題提供と会場参加者も交えて有意義な意見交換が実施された。意見公開会の様子はホームページで公開する。
|
Research Products
(2 results)