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2019 Fiscal Year Research-status Report

デザイン導入がものづくり産地に与える影響に関する調査研究

Research Project

Project/Area Number 18K11969
Research InstitutionMeisei University

Principal Investigator

萩原 修  明星大学, デザイン学部, 教授 (30744734)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywordsデザイン導入 / 地域の特徴 / 行政の役割 / 流通 / 歴史 / まちづくり / 工場の規模 / 連携
Outline of Annual Research Achievements

本年度はまず、調査対象 6 産地の現地調査において、前年度にてできなかった未調査分を行った。具体的には、2018年度には、予備調査をおこなった瀬戸での現地調査、そして、美濃、富士吉田の追加調査を実施した。
その上で、6産地の現地調査を踏まえた内容分析を行った。 内容分析は、調査を行ったメンバー全員によって、それぞれの産地の成功要因を出し、そこから導かれる共通項を探っている。8月には、富士吉田での分析会議。そして、東京都で、6回ほど、議論を重ね、分析を進めた。
各産地の素材や生産品の違いによりバラつきはあるものの、1990年までの30年の成長と,それ以降の30年の生産量の落ち込みは顕著であり、その状況の中で、各産地が試行錯誤しながら、付加価値を生み出すデザインの導入を進めてきていることが明確になってきた。
今後は、ものづくりとまちづくりの関係、インターネットの活用など流通の変化、他産地、他分野との連携などを進める上でのデザインの活用について、分析を進めていきたい。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

2年間で、6産地をまわり、現地での視察、ヒヤリングをおこない、産地のデザイン導入の状況は見えてきている。
その上で分析を重ね、3年目に向けての準備をおこなっており、概ね計画通りに進んでいる。

Strategy for Future Research Activity

コロナ禍の中で、4月以降のミーティングは遠隔でおこなっている。現地調査は、2年間で終了しているので、今年度は、分析に集中していく予定である。秋頃に分析をふまえて、産地とデザインに関わる関係者との会議をおこなう予定でいたがリアルな会場での実施が困難な場合は、遠隔でのオンライン会議などに変更して、実施していく予定である。

Causes of Carryover

追加調査が都内で実施されるなど、想定していた旅費が少なくて済んだため。次年度は、分析を進め、産地とデザイン関係者との情報交換などの費用などを充てる。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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