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2019 Fiscal Year Research-status Report

MRIpHイメージングによる運動器カテーテル塞栓療法の治療効果予測法の開発

Research Project

Project/Area Number 18K12133
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

林 完勇  鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 助教 (10549918)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉浦 敬  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (40322747)
福倉 良彦  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (50315412)
泉 俊彦  鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (70768762)
栫 博則  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (50423728)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords運動器カテーテル塞栓 / MRI
Outline of Annual Research Achievements

関節炎による慢性疼痛の治療としては保存的治療、手術療法などが従来から行われているが、保存的治療に抵抗性を示す慢性疼痛を持つ関節炎患者に対してカテーテルによる血管塞栓術(運動器カテーテル塞栓術)の有用性が報告されるようになっている。医療コストの低減が望める治療であることや、処置後の回復の早さなどから、社会経済的にも本治療への期待は非常に大きいものがあるものの、個々の症例において治療効果を予見することはできなかった。本研究の目的は、磁気共鳴画像(MRI)によるpHイメージング(amine/amide concentration-independent detection:AACID)に基づいて、関節炎による慢性疼痛に対する運動器カテーテル塞栓術の治療効果を予測する方法を確立することである。
本年度は、1)AACID imagingのパルスシーケンスの開発・最適化、2)AACID imagingの解析法の開発、3)難治性関節炎患者のデータ収集を行った。
1)に関して、AACID imagingはアミド基(3.5ppm)とアミン基(2.75ppm)の間接的なバルク水の信号変化を観察する。飽和パルスや静磁場(B0)補正法の開発・最適化が必要であるため、ファントムによるデータ収集を行い、飽和パルス・静磁場(B0)補正法の開発・最適化を検討中である。
2)AACID imagingの解析法の開発に関して、AACIDimagingのCEST効果の評価において、信号強度の差を変化させる(ppmを変える)ことで、最適な定量値を検討中である。
3)に関しては、対象症例を募集中である

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

ファントムデータの収集、画像最適化がむずかしくAACIC CEST効果の定量化が困難なため
また、症例の募集にも難渋しており、症例集積をすすめたい。

Strategy for Future Research Activity

さらなるファントムデータの収集と画像の最適化を行う。
実施症例数をふやして検討を行う。

Causes of Carryover

症例集積に難渋しており、研究の振幅状況に遅れがでているために次年度使用額が発生した。
症例集積のスピードを上げて対応したい。
また、症例集積の対応のため、カテーテル等の物品購入費用および研究学会参加による治療成績の向上のための旅費に使用する予定である。

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Published: 2021-01-27  

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