2022 Fiscal Year Annual Research Report
International comparative research on international and interdisciplinary undergraduate education
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18K13196
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
嶋内 佐絵 東京都立大学, 国際センター, 准教授 (80727107)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 学士課程教育 / 国際化 / 学際化 / 英語プログラム / ユニバーシティカレッジ / 比較教育 / オランダ / 韓国 |
Outline of Annual Research Achievements |
オランダのユニバーシティカレッジと韓国の国際系学部で行ったフィールドワークと分析の成果をまとめ、高等教育の国際化と学際的な教育の相互作用的な拡大と展開、大学における学術および教育実践における国際性と学際性の実相の比較分析を、米澤彰純・嶋内佐絵・吉田文編著(2022)『学士課程教育のグローバル・スタディーズ ――国際的視野への転換を展望する』明石書店における2つの章(嶋内佐絵、ドン・ウェスターハイデン、ヨリ ト・スナイデル「ユニバーシティカレッジの国際化革命―オランダ」第2章、および嶋内佐絵、金良善「英語重視の大学教育の帰 結―韓国」第3章)として発表した。また国際性と学際性をめぐる分析枠組みとして、「グローバル」「リージョナル」「ナショナル(国家)」「西洋(英語圏)」という志向性を用い、国際性や学際性がどのような要因によって形作られ、どのような志向性を持つのか、という点の議論を、嶋内佐絵(2022)「大学『国際化』 の二面性 留学生移動を教育における言語に注目して」崎山直樹・二宮祐・渡邉浩一(2022)『現場の大学論 大学改革を超えて未来を拓くために』(ナカニシヤ書店)にまとめた。また国際教養を取り扱う学士課程教育について、高等教育をめぐるグローバル・リージョナル・ナショナルな要因がどのように関連し、教育がどのような志向性を持つのかに注目し国際比較分析をしたものを、Yonezawa, A., & Shimauchi, S. (2023).およびYonezawa, A., Shimauchi, S., & Liu, J. (2023)として英語の共著論文としてまとめ発表した。
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Research Products
(9 results)