2020 Fiscal Year Research-status Report
在宅・介護領域における安楽なケア提供に向けた力学的解析
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18K17478
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
加悦 美恵 久留米大学, 医学部, 准教授 (80330869)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 看護 / 介護 / 手指圧力 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度はCOVID-19感染拡大の為、実験を実施することができず、文献検索による情報収集を行った。本研究では、主に身体に触れるケア実施時の介助者の手の触れ方を、皮膚の接触圧力値によって探ろうとするものであるが、予定していた圧力検出フィルムの場合、被験者の手型を取って、シートを手指に固定する作業が伴うため、感染対策上の再検討が必要と考えた。情報収集の結果、ワイヤレス触覚測定システムが妥当と考えた。これは、指サックタイプとバンドエイドタイプからなるセンサーで、被験者自身で手指に取り付けることができ、消毒可能である。サイズも複数あり、フィルムタイプに比べ手指にフィットすること、経時的計測が可能であること等、計測能力も優れていることから、安全に本研究の目的を達成できると考え、実験計画を修正し進めることとした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19感染拡大のため、ケア実施の手指圧力測定実験の目途が立たず、進んでいない。
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Strategy for Future Research Activity |
COVID-19感染防止対策として、ケア実施時の手指圧力計測方法を変更したうえで、倫理申請し、実験を行う。また、対象者には家族を含める予定であったが、看護師、介護福祉士のみを対象としケア実施時の手指圧力測定と動作解析を行う。
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Causes of Carryover |
COVID-19感染防止対策として、ケア実施時の手指圧力測定実験を実施することができなかった。そのため予算を使用していないが、次年度、計測方法を変更して実験するため、物品費、人件費、謝金、その他の予算が必要である。
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