2023 Fiscal Year Research-status Report
在宅・介護領域における安楽なケア提供に向けた力学的解析
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18K17478
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
加悦 美恵 久留米大学, 医学部, 教授 (80330869)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 看護学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、療養者に対するケア場面においてどのような手の触れ方で行ったときに療養者にとって安楽であるかを力学的に明らかにすることを目的としている。研究対象は看護・介護現場で直接患者・利用者の身体に手を触れ、体位変換の援助を実施している看護師、介護福祉士とするということまでは計画したが、2023年度にはコロナ感染防止の観点から、対象となる看護師、介護福祉士の選定に時間を要し、研究協力の時期が定まらず、研究計画の倫理申請まで至らなかった。また、対象者の勤務する施設での実験実施は物理的条件設定を一定にできないことから、対象者に大学施設内の実習室に来ていただき、計測する方向で計画を修正した。 2023年度は看護技術学会参加にて最新の実験手法等の情報を得た。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究対象の設定、大学施設内の実験室の設定等のより安全に実施できる環境・条件設定を併せて修正中で、実験実施に至っておらず、進捗は遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
実験対象者の募集の方法を定め、看護師、介護福祉士各10名程度を対象として実験計画を修正し倫理申請する。大学施設内の実験室(実習室)にて感染対策および倫理的に配慮しながら体位変換時の手の圧力測定実験を行いデータ収集する。
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Causes of Carryover |
実験を実施できなかったため、謝金・人件費の支出ならびに消耗品の支出がなく、翌年度使用額が生じた。次年度に実験を行うため、被験者への謝礼と実験補助 者の人件費として使用を計画している。コロナ渦で参加できなかった学会に参加して情報取集するため、交通費・宿泊費等の旅費が必要である。
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