2019 Fiscal Year Research-status Report
変貌する大国間関係・グローバル市民社会の交錯とグローバル・ガバナンス
Project/Area Number |
18KT0003
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
渡邊 啓貴 帝京大学, 法学部, 教授 (80150100)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 武彦 早稲田大学, 政治経済学術院, 名誉教授 (10210535)
福田 耕治 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20165286)
大矢根 聡 同志社大学, 法学部, 教授 (40213889)
山田 哲也 南山大学, 総合政策学部, 教授 (00367640)
首藤 もと子 筑波大学, 人文社会系(名誉教授), 名誉教授 (10154337)
高柳 彰夫 フェリス女学院大学, 国際交流学部, 教授 (10254616)
宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
坂井 一成 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (60313350)
小尾 美千代 南山大学, 総合政策学部, 教授 (70316149)
奥迫 元 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 准教授 (80386557)
平川 幸子 早稲田大学, 留学センター, 准教授(任期付) (80570176)
土屋 大洋 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (90319012)
中村 登志哉 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (70382439)
松井 康浩 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (70219377)
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Project Period (FY) |
2018-07-18 – 2021-03-31
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Keywords | グローバルガバナンス / 市民社会 / パワーポリティックス / 国際関係 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は各自が海外での資料収集・意見交換や会議の参加を実施した。欧州やアメリカの主要研究機関だけでなく、国際会議に参加したものもかなりいた。 他方で招聘者としてはハンス・クンドナニ・英国王立国際問題研究所(チャタムハウス)上級研究員を招聘し、名古屋大学と早稲田大学で講演会とシンポジウムを実施したが、多数の研究者と学生が参集した(シンポジウム「ブレグジット後のヨーロッパの行方」)。共同通信社などが記事で扱ってくれた。2020年3月には代表者渡邊はロンドンの同研究所を訪問し、今後の協力について合意した。 さらにグローバルガバナンス学会との共催で研究会を帝京大学(佐藤隆信氏(早稲田大学大学院博士課程進学予定)「国際秩序の変化と軍備管理(仮)」・松井康浩会員(九州大学)「『長い1970年代』の越境的市民社会による人権実践:ソ連 異端派と西側支援者のケース」、司会福田耕司(早稲田大学))、早稲田大学などで三回ほど実施した。 また協力事業としてシンクタンク・日本国際フォーラムと「欧州政策パネル」という研究グループを立ち上げ、シンポジウムを二回ほど行った(2019年7月14日第1回「欧州議会選挙後の欧州の行方--デモクラシーの底力」、11月29日第2回「混沌の英EU離脱問題---ベルリンの崩壊30年後の欧州の未来図とは」)。本科研プロジェクトの数人のメンバーが参加し、協力事業としては大成功であった。また上記パネル名の報告書を発行した。 またその方には三年計画のまとめの意味も含めて国際関係全般についてのまとめの書籍の出版を考えており、そのために二度ほど出版のための研究会合も組織した。芦書房から分担者による国際関係論の書籍出版を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
上記のように研究計画に従って。研究会合などの組織運営は進んでいる。研究成果を出版するための出版社との話も進んでおり、決定している。ただし共通テーマについての詰めがまだ完全ではないので、そうした点は今後重点的に議論を進める。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度は新型コロナウィルスによる影響で活動の開始が遅れているが、zoomなどで会合を開催して、今後の研究発表について詰めていきたい。今年は各自の研究計画を実施し、国際シンポジウムの開催も予定しているが、開催可能かどうか心配もされる。来春の出版を想定している。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が発生した理由
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Research Products
(31 results)