2021 Fiscal Year Research-status Report
変貌する大国間関係・グローバル市民社会の交錯とグローバル・ガバナンス
Project/Area Number |
18KT0003
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
渡邊 啓貴 帝京大学, 法学部, 教授 (80150100)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 武彦 早稲田大学, 政治経済学術院, 名誉教授 (10210535)
福田 耕治 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20165286)
大矢根 聡 同志社大学, 法学部, 教授 (40213889)
山田 哲也 南山大学, 総合政策学部, 教授 (00367640)
首藤 もと子 筑波大学, 人文社会系(名誉教授), 名誉教授 (10154337)
高柳 彰夫 フェリス女学院大学, 国際交流学部, 教授 (10254616)
宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
坂井 一成 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (60313350)
小尾 美千代 南山大学, 総合政策学部, 教授 (70316149)
奥迫 元 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 准教授 (80386557)
平川 幸子 早稲田大学, 留学センター, 准教授(任期付) (80570176)
土屋 大洋 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (90319012)
中村 登志哉 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (70382439)
松井 康浩 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (70219377)
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Project Period (FY) |
2018-07-18 – 2023-03-31
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Keywords | グローバルガバナンス / 多極世界 / SDGs |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は前年度に引き続いてコロナ禍の中、海外渡航ができず、全体的に研究活動に昨年に引き続いて大いに支障があった。しかしグローバルガバナン学会や防衛学会をベースにしたzoomでの研究会及び国際会議は実現した。
たとえば、2011年9月4日に、日本防衛学会と共催して、 第1回オンライン研究分科会「米中対立とその展望」を実施した。本科研主査の渡邊が出席し、欧州安全保障体制について報告を行った。また2022年3月17日午前9:00~12:00に、グローバル・ガバナンス学会と協力して「グローバル・ガバナンスにおける多様な主体とトランスナショナル規範」という国際シンポジウムを企画した。立命館大学国際地域研究所との共催でもあり、世界中からパネリストが15名ほど参加した。二つの企画にはいずれも150名ほどの視聴者が集まり、大盛況であった。なお分担者各自の間でも個別に研究会などが実施された。
またグローバル・ガバナンス学会やシンクタンク・日本国際フォーラムJFIRとの協力によって主査・分担者の一部は『JFIR World Review 欧州政治のリアル』などに論考を発表している。また同上学会とJFIRの共通シンポジウムに主査及び分担者は参加し、学会誌に論考を寄せている。とくにJFIRの欧州パネルの研究グループでは、主査渡邊のほか、福田、中村、また同様なハイブリッド研究グループでは、上村、高柳、ユーラシア研究グループでは宮脇氏など研究分担者は主査とともに発表・報告を行った。情報交換と成果をまとめた書籍を出版する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍の中で海外旅行などができず、また国内でも研究会を開催するには制約があった。その反面、分担者は各自で研究を進めることができた(業績一覧参照)。
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Strategy for Future Research Activity |
基本的にはこれまでと同様だが、できるだけ、海外での発表などを活発化させていきたいと思っている。また海外からの招聘も考えている。同時にそうした計画において国内外の研究機関とシンクタンクなどととの協力も予定している。
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Causes of Carryover |
コロナ禍の中、海外出張・招聘など国際研究活動が十分にできなかったため、研究期間の延長を申請したため。また使用予定計画については海外出張や資料収集、また海外からの招聘などを考えている。
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Remarks |
英国学術紹介誌 Impact from design to application 2021で本研究プロジェクトが紹介された。
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Research Products
(32 results)