2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19100002
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
石川 正俊 The University of Tokyo, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (40212857)
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Keywords | センシングデバイス / ビジュアルフィードバック / ヒューマンインターフェイス / 顕微鏡 |
Research Abstract |
本年度は,(A)高速ビジュアルインターフェイスと(B)高速マイクロビジュアルフィードバックの2つについて,応用開発に向けたセンシング手法,システム設計,プロトタイプ試作を行った. (A)高速ビジュアルインターフェイス 前年度に開発したビジョンシステム上に実際にアルゴリズムを実装して動作を確認し,それを用いた基礎的な応用実験を行った. A-1)ビジョンシステム上に,平成20年度に開発した画像処理アルゴリズムを実装し,その動作確認を行った. A-2)実際にビジョンシステムを用いて人間の動作の認識を行わせ,ヒューマンインターフェイスとしての基礎的な特性を評価した. A-3)人間の3次元的な運動に対応可能な複数のビジョンチップによる多眼高速ビジョン画像処理アルゴリズムの開発を行った. A-4)高速ビジュアルインターフェースのプロトタイプを試作し,その効果を検証した. (B)高速マイクロビジュアルフィードバック 顕微鏡画像処理手法の構築を優先的に行い,前年度までに構築したシステムを用いて実験的にその有効性を検証した.また,手振れ補正顕微鏡の実現へ向けた,手振れ補正機構の基礎的検討を行った. B-1)顕微鏡の浅い被写界深度を解決する,高速画像に対応する高速オートフォーカスアルゴリズムを開発した. B-2)構築したシステムと,平成20年度に開発したフォーカシングアルゴリズムを組み合わせて,具体的な対象(微生物等)に対して高速オートフォーカスを実現した. B-3)小型ビデオ顕微鏡を構築し,それに既存の高速ビジョンを取り付け,人間の手ぶれの特性を計測・評価する. B-4)小型顕微鏡の手振れ補正機構の原理について,機械的・光学的の両面から検討した.
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Research Products
(14 results)
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[Presentation] scoreLight2009
Author(s)
Alavro Cassinelli, Yusaku Kuribara, Daito Manabe, 石川正俊
Organizer
Digital Content Expo 2009 Symposium
Place of Presentation
東京,日本
Year and Date
2009-10-22
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