2008 Fiscal Year Annual Research Report
AJAXを用いた直接操作・多言語・語学教育e-Learning OSSの開発
Project/Area Number |
19200053
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
芝野 耕司 Tokyo University of Foreign Studies, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (50216024)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐野 洋 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (30282776)
野間 秀樹 東京外国語大学, 大学院・地域文化研究科, 教授 (30237870)
市川 雅教 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (20168313)
藤森 弘子 東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 教授 (50282778)
藤村 知子 東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 准教授 (20229040)
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Keywords | e-ラーニング / 外国語教育 |
Research Abstract |
この研究では,これまでの研究及びプロジェクトを発展させ,既存の教科書をもとにした大規模語学用リッチコンテンツ生成システムを外国語教育一般に拡張するとともに,AJAXを用いて教材の自由なカスタマイズを可能にし,現代GPで普及を図っている外国人の日本語学習者と日本人の外国語学習者との協調学習環境を整備することによって,語学学習の革新を図ることにある。 すなわち,研究目的は,次の三つにまとめることができる。 (1) 現代GP「e-日本語」の教材生成システムを拡張し,その適用範囲を拡げること(多言語対応) (2) AJAXを積極的に活用することによって,クラス単位での教案,独自教育の実施を容易にすることによって,利用者数を増やすことまた,オープンソース(OSS)として公開すること(AJAX活用) (3) 外国語教材及び協調学習環境を拡充することによって日本語を学ぶ外国人と外国語を学ぶ日本人との協調学習を実現できる環境整備を図ること(IJ共学) 20年度は,会話学習(Speaking Interaction)のe-Learningサポートを可能にするため,Web会議システムをLMSに取り込むためのフィージビリティースタディーを行った。また,プロトタイプを開発し,Web会議システムを取り込むことが可能であることが分かったとともに,拡張LMSの設計を行い,プログラム開発を開始した。 JPLANGのユーザは,毎月200名規模で増加しており,20年度末に6000名を超えた。また,ページビューがこれまでの累計で350万を超えた。
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