2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
The research on theory and applications of Taguchi Methods
Project/Area Number |
19201029
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Social systems engineering/Safety system
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
TANAKA Kentaro Tokyo Institute of Technology, 大学院・社会理工学研究科, 助教 (00376948)
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Project Period (FY) |
2007 – 2009
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Keywords | MTシステム / RT法 / 多重共線性 / SN比 / オンライン品質管理 / 一部実施計画 / 過飽和実験計画 / 確率対応法 |
Research Abstract |
本研究は,日本発のマネジメント・オブ・テクノロジーである品質工学(タグチメソッド)を数理的側面から捉え直し,定式化して普遍化していくことで,発展させやすいものに整理していくことを目指している.そのために,タグチメソッドについて以下の4つのテーマを掲げて研究を行っている. (1)SN比の統計的推測法: 誤差因子を母数因子として実験にとり上げた場合の等SN比性検定を構築する.また,データに対応のある場合を論じる. (2)直交表実験の計画と解析: 過飽和実験計画で収集されたデータの解析と,応答が計数値の場合における直交表実験データの解析について,基礎研究を行う. (3)オンライン品質管理: 観測特性と調整パラメータの間の工程因果モデルを,時系列多変量分布としてモデル化するとともに,工程調整における損失関数を,SN比などを用いて定式化する. (4)MTシステムの理論研究: MTA法,TS法,T法などの様々なMTシステムの手法の数理的性質を明らかにしながら問題点の整理を行う.また,多重共線性へ対策案を検討する.
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