2007 Fiscal Year Annual Research Report
医療地域情報学の確立:疾病構造に着目した計量的地域間比較研究
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19201051
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| Research Institution | Kyoto University |
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Principal Investigator |
原 正一郎 Kyoto University, 地域研究統合情報センター, 教授 (50218616)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柴山 守 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (10162645)
貴志 俊彦 神奈川大学, 経営学部, 教授 (10259567)
飯島 渉 青山学院大学, 文学部, 教授 (70221744)
桶谷 猪久夫 大阪国際大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (90169269)
関野 樹 総合地球環境学研究所, 研究推進戦略センター, 准教授 (70353448)
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| Keywords | 地域情報学 / 地域研究 / 時空間情報 / GIS / 資源共有化システム / EAD / 健康 / 地域間比較 |
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| Research Abstract |
本研究の基盤となる時空間情報解析ツールと資源共有化システムの設計および構築を行った。これらと並行して研究会を年度内に数回開催し、時空間情報解析などの基礎的研究を行った。
(1)時空間情報解析ツールの設計と構築:時空間情報解析ツールとして、データの空間属性に着目したGISツール(HuMap)と時間属性に着目したツール(HuTime)を開発した。さらに時空間データの組織化を支援するオントロジー辞書として、電子地名辞典と暦日変換テーブルを構築した。
(2)資源共有化システムの設計と構築:多様な地域研究データベースを横断検索する情報システム(資源共有化システム)の設計と構築を開始した。19年度は、写真などの要素的な地域研究資源を蓄積・管理する、EADに基づいたアーカイブズシステムの設計と試験実装を行った。
(3)研究会等の開催:地域研究統合情報センター全国共同研究「時空間情報に着目した地域研究情報の創出」との共催により、a)時空間情報解析ツール、b)資源共有化システム、c)疫学データの歴史的分析と史料所在(特に東アジア)に関する各研究会を開催し、研究の推進を図った。
(4)Health GISの海外動向調査:カリフォルニア大学バークレイ校など先進研究機関の訪問、およびHealth GIS等の国際学会への参加を通じて、GISの健康医療への適用についての動向調査を行った。
(5)成果の公表:Health GIS,情報処理学会(人文科学とコンピュータ)などにおいて、成果の論文および口頭による発表を行った。時空間情報解析ツールについては、WEB公開の準備を進めている。
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