2007 Fiscal Year Annual Research Report
パルテノン神殿の造営目的に関する美術史的研究-アジアの視座から見たギリシア美術
Project/Area Number |
19202004
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
長田 年弘 University of Tsukuba, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (10294472)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
篠塚 千恵子 東北芸術工科大学, 芸術学部, 教授 (80279801)
水田 徹 財団法人大和文華館, 館長 (30055917)
櫻井 万里子 東京大学, 人文社会系研究科, 名誉教授 (90011329)
師尾 晶子 千葉商科大学, 商経学部, 教授 (10296329)
金子 亨 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90233882)
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Keywords | 古代ギリシア / 彫刻 / ペルシア戦争 / パルテノン / 神殿 / 美術史 / 神話 / アテナイ |
Research Abstract |
水田徹(当時の研究代表)によって平成6年に開始されたパルテノン彫刻共同研究を継承し、アテネ、ロンドンにおけるパルテノン彫刻に関する調査と総合的研究を進めた。 (1)2007年6月9日、10月28日、2008年1月26日に筑波大学芸術学系において例会を開催し、共同研究を進めた。(2)2007年11月14日から23日まで、アテネ、オリンピア、ロンドンにおいて、パルテノン神殿フリーズ彫刻および破風彫刻(大英博およびアテネ、アクロポリス美術館所蔵)に関して研究を進めるために調査旅行を行った。両美術館において、A.Mantis博士およびI.Jenkins博士の協力を得て、特に大英博物館においてはパルテノン彫刻に関するセミナーを開催した(2007年11月21日)。(3)2008年1月26日にマーガレット・ミラー教授(シドニー大学考古学部)を招へいし、筑波大学芸術学系において国際シンポジウム「前5世紀アテナイとペルシア帝国-文献および考古・美術史料による再解釈の試み」および記念講演会を開催した。1月27日、研究協力者中井義明教授の参加を得て、同志社大学文学部において講演会「オリエンタリズムとオーナメンタリズム:アケメネス朝ペルシアに対するアテーナイの対応」を開催した。1月28日、京都ギリシアローマ美術館において共同調査を行った。
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Research Products
(17 results)
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[Journal Article] Akten des 11. Oesterreichischen Archaeologentages2007
Author(s)
Toshihiro Osada, et. al.
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Journal Title
Akten des 11. Oesterreichischen Archaeologentages in Innsbruck. 23.-25. March 2006("Ein Gott, der nicht richtet. Das Zeusbild am olympischen Ostgiebel und die Religionsanschauung der Griechen"), Innsbruck University Press
Pages: 368(215-224)
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[Presentation] 趣旨説明2008
Author(s)
櫻井万里子
Organizer
学術会議公開講演会「人口とジェンダー」
Place of Presentation
日本学術会議講堂
Year and Date
2008-01-12
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