2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19202013
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
定延 利之 Kobe University, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)
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Keywords | 日本語 / 音声言語 / 人物像(キャラクタ) / 調音動態 / 自然会話 / コミュニケーション / 日本語教育 / 国語教育 |
Research Abstract |
21年度は20年度に引き続いてMR I撮像実験と自然会話観察を行い、音声文法研究会との共同企画である「円卓会議」(1月16日)も含めて計9回の研究打ち合わせを通じて、人物像と音声文法についての知見を深めた。得られた研究成果は論文集2冊(『可能性としての文化情報リテラシー』『コミュニケーション、どうする?どうなる?』)の他、著書1冊、論文25編、招待講演12件、学会等発表34件を通じて積極的に発表した。これらをふまえ、最終成果物である「日本語教育・国語教育に役立つ、音声言語教育の基礎資料」の作成を進めた(末尾のwebページ欄参照)。 特に日本語教育に関しては、前研究課題の中で我々が発足させた、日本語教育学会のテーマ研究会「日本語音声コミュニケーション教育研究会」を活用し、基礎資料の充実を図った。その過程で、研究集会(8月30日、関西学院大学、参加者16名)、講演会(11月3日、同、講師:磯村一弘氏(国際交流基金)、参加者100余名)、国際ワークショップ(12月19日、京都府立けいはんなホール、参加者48名)を開催し、研究組織内外での情報交流を重ねた。他方、国語教育に関しては、甲陽学院中学校での講演(11月19日)において基礎資料の有用性を確信させる手応えを得た。国語教育を念頭に、20年度に開始した、出版社のホームページ「三省堂Word-Wise Web」上の連載「日本語社会のぞきキャラくり」http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/wp/author/sadanobu/)は好評を得て、今年度3月から英語版・中国語版も始まり、国語教育と日本語教育の双方の基礎資料になりつつある。 これらの機会を通じて『音声言語』教育研究の次代の柱となるべき若手研究者を登用して育成をはかり、国内外での研究成果発表を支援した。人的結びつきの実態を示すため、裏面では研究代表者(定延)を二重下線で、連携研究者を一重下線で、研究協力者を点線下線で示す。
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Research Products
(73 results)
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[Journal Article] Noh voice quality2009
Author(s)
Osamu FUJIMURA, Kiyoshi HONDA, Hideki KAWAHARA, Masanori MORISE, Yasuyuki KONPARU, J.Catita WILLIAMS
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Journal Title
Logopedics Phoniatrics Vocology
Pages: 1651-2022
Peer Reviewed
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