2008 Fiscal Year Annual Research Report
敬語と敬語意識の半世紀-愛知県岡崎市における第3次調査-
Project/Area Number |
19202014
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Research Institution | The National Institute for Japanese Language |
Principal Investigator |
杉戸 清樹 The National Institute for Japanese Language, 所長 (10099913)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横山 詔一 独立行政法人国立国語研究所, 研究開発部門, グループ長 (60182713)
朝日 祥之 独立行政法人国立国語研究所, 研究開発部門, 研究員 (50392543)
礒部 よし子 独立行政法人国立国語研究所, 情報資料部門, 研究員 (50311155)
塚田 実知代 独立行政法人国立国語研究所, 情報資料部門, 研究員 (10311151)
阿部 貴人 独立行政法人国立国語研究所, 研究開発部門, 研究補佐員
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Keywords | 言語生活 / 敬語 / 敬語意識 / 経年的変化 / 待遇表現 / 方言敬語 / 社会言語学 / 言語行動 |
Research Abstract |
本研究は,敬語と敬語意識について,国立国語研究所が昭和28年度と昭和47年度に愛知県岡崎市で二度実施した調査の3回目の経年調査を企画・実施するものである。平成20年度は三年計画の第三年次にあたる。以下の活動を行った 1.第三次敬語調査の本調査を実施した。 平成20年11月と平成21年2月に愛知県岡崎市で本調査を実施した。本調査実施までの間,経年調査班・新規調査班による調査項目の検討,サンプリング,調査協力を得るための広報活動等を行った。経年調査として,サンプリングによって選ばれた600人の岡崎市民から306人の回答を,また過去二回の調査対象者145人の岡崎市民から82人の回答を,それぞれ得た。 2.待遇表現の記述的調査を継続した。 平成19年度に引き続き,記述調査班では,基本調査票に基づく本調査,ならびに自然談話収集調査を実施した。また報告書作成に向けた準備を開始した。 3.全体会議を開催した。 全体会議を平成19年6月と平成20年3月に開催し,進捗状況を確認した。 4.ホームページを開設した。 愛知県岡崎市民,ならびに,研究者を対象にしたホームページを平成20年4且1日に開設した。調査の準備状況,研究成果などの情報を掲載し公開している。
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Research Products
(10 results)