2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
New Developments of BSM Physics with the Highest Energy Collider Experiments
Project/Area Number |
19204027
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Particle/Nuclear/Cosmic ray/Astro physics
|
Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
KAWAGOE Kiyotomo Kobe University, 理学研究科, 教授 (40183785)
|
Project Period (FY) |
2007 – 2010
|
Keywords | 素粒子 / BSM / コライダー / 暗黒物質 / 余剰次元 |
Research Abstract |
素粒子の標準理論(SM)は大成功をおさめているが、究極の理論ではありえない。すなわち、「素粒子の自然さの問題、階層性の問題」、「相互作用の大統一、超統一の問題」、「宇宙のダークマター・ダークエネルギーの問題」などの本質的な問題が未解決である。標準模型を超える(BSM)物理は必ず存在し、それはダークマターとなる新粒子を必ず含んでいるはずである。しかも、それはTeVスケールのエネルギー領域で発見できる可能性が大きい。本研究では、まもなく本格的に稼動する大型ハドロンコライダー(LHC)におけるアトラス実験と、その後に続くと期待される国際リニアコライダー(ILC)など、最高エネルギーのコライダー型加速器実験におけるBSM物理を、素粒子実験と素粒子理論の研究者が協力して解明していく。
|
Research Products
(9 results)