2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Toward the amyloplast engineering in rice.
Project/Area Number |
19208002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Breeding science
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
SATOH Hikaru Kyushu University, 大学院・農学研究院, 教授 (70128031)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | イネ / アミロプラスト / 突然変異 / OMICS / 澱粉 / 澱粉生合成酵素 / サチュレーションミュータジェネシス / バイオインフォマティクス |
Research Abstract |
本研究は、澱粉生合成・集積の場であるアミロプラストのOMICSエンジニアリングによるシステマティックな澱粉の改変と効率的集積を目的として、アミロプラスト機能に関わる遺伝子の網羅的基礎データを得ることである。 本研究では、イネの最も主要な利用成分である胚乳澱粉の細胞内生合成・集積系について、(1)アミロプラスト関連遺伝子のサチュレーションミュータジェネシス、(2)アミロプラスト機能に関わる遺伝子の検索とプロファイリング並びに変異遺伝子の単離・同定、(3)関連タンパク質の発現プロファイルと変異タンパク質の同定・単離、(4)変異体澱粉の理化学特性解析、(5)形質転換体を用いた遺伝子機能の解明と新規澱粉系統の作製を行う。これら一連の研究を統合し、遺伝子の発現及び機能に関する情報を解析するバイオインフォマティクスを用いて形質発現のための遺伝子制御システムに関する情報を整列化し、積極的に形質をデザインするシステマティックな遺伝子資源の開発と新奇コメ澱粉の論理的育種法の確立を目指す。
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