2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19252003
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
菱田 雅晴 Hosei University, 法学部, 教授 (00199001)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
毛里 和子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (40200323)
加藤 弘之 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (70152741)
唐 亮 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (10257743)
高原 明生 東京大学, 法学研究科, 教授 (80240993)
小嶋 華津子 筑波大学, 人文社会研究科, 専任講師 (00344854)
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Keywords | 現代中国 / 中国共産党 / 政党 / エリート / ガバナンス / 党建 / イデオロギー / 中南海 |
Research Abstract |
計画最終年度の今年度においては、本研究計画分担者、連携研究者および海外研究協力者等を主要メンバーとする「中南海研究会」を引き続き活動の核とした。同研究会内に、本研究計画の進行をステアする総括班のほか、制度分析班、オーラルインタビュー班、党エリート班、大衆党員/非党員調査班、予備勢力調査班、データベース/アーカイブ班等を設け、各班は、それぞれの課題を分担し、各班作業成果を総合することによって本研究計画を構成した。 「中南海研究会」では、これまで行なって来た書誌調査による制度規定分析と現地フィールド調査の結果等をフィードバックし、月例研究会ベースの相互討論を行なったほか、外部から本領域に関連する専門家を講師に招き、研究活動を多角化した。特に、本年度は、研究計画の有力な海外研究協力者である鄭躍進・中国人民大学教授、白智立・北京大学教授らを10月初、本邦に招聘し、調査結果の検討等を目的とするワークショップ、シンポジウムをアジア政経学会等との協力の下、東京にて開催し、研究成果のとりまとめを行なった。 具体的には、中国側研究カウンターパート(北京大学、北京東珍納蘭文化伝播有限公司、上海師範大学等)の協力の下、これまで実施した(1)非党員大衆層、(2)地方党員層、(3)予備勢力層および(4)党エリート層を対象にしたアンケート調査から、党員の意識と行動および中国社会裡における党/党員イメージを解析した。下半期以来、各メンバーの分析を中心に本研究成果出版に向けた執筆稿をめぐる討論と修正作業を集中的に進めており、2010年秋口の上梓を予定している。
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Research Products
(36 results)
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[Book] 岩波書店2009
Author(s)
毛里和子・川島真
Total Pages
212
Publisher
グローバル大国への道程』<中国・問題群叢書12>
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