2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19300238
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
福井 幸男 University of Tsukuba, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (80311596)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西原 清一 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (50026168)
三谷 純 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (40392138)
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Keywords | 人間生活環境 / 設計工学 / 計測工学 |
Research Abstract |
3次元形状計測を利用した個人の身体形状に適した製品の設計が注目されている。しかし従来の生産手順そのままに計測機と計算機を導入するだけでは、生産コストを実用水準まで下げることは困難である。特に、皮革靴は製造工程に靴型を使うために、個人に適合する個人対応製品の製造は容易ではないし、コンピュータを使ってコストを下げるための手法が開発されていない。このため、本研究では、既存注文靴型の再利用による高適合靴の生産法の開発が望まれている。そこで、本研究の研究目的は、靴型と足形状との適合性評価指標を開発し、店頭で測定された足形状データを入力すれば、予め登録済みの靴型データベースから適合性評価指標を用いて検索し、一定数値以上の適合性が得られた靴型を用いて個人対応の靴を製作する情報システムを開発することである。初年度の平成19年度は、足形状の測定データから求まる解剖学的特徴点を使って、靴型の特徴線群を抽出したデータを基準として、それに対応する未知の靴型の特徴線群をBスプライン曲線群で抽出する手法を開発した。これは基準となる一つの靴型の特徴線群を変形修正することで実現した。さらに、この靴型の特徴線群を用いて、Bスプライン曲面パッチを用いた靴型曲面を開発した。次にこの靴型曲面の制御点群を逆オスロアルゴリズムを使って、与えられた誤差の精度内で変形を許して、大幅に削減するアルゴリズムを開発した。これにより、研究の重要な一ステップが進展した。
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Research Products
(2 results)