2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19300263
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Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
高橋 公也 Kyushu Institute of Technology, 大学院・情報工学研究院, 准教授 (70188001)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小田部 荘司 九州工業大学, 大学院・情報工学研究院, 教授 (30231236)
永山 勝也 九州工業大学, 大学院・情報工学研究院, 准教授 (70363398)
西野 和典 九州工業大学, 大学院・情報工学研究院, 教授 (70330157)
大西 淑雅 九州工業大学, 情報科学センター, 講師 (50213806)
山口 真之介 九州工業大学, 大学院・情報工学研究院, 助教 (00380733)
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Keywords | 自然科学教育 / e-ラーニング / 物理リメディアル教育 |
Research Abstract |
本プロジェクトの目的は、物理リメディアル教材のe-ラーニング化とそれを用いた教育の実践である。平成21年度は、以下の項目を実施した。 1. 前年度に引き続き高校物理未履修者を対象とした初等物理補習の授業を実施し、そのビデオ撮影を行い、e-ラーニング教材を作成した。 2. 電磁気学等の特定のトピックスに限定した補習授業を実施し、そのビデオ撮影を行い、e-ラーニング教材(電磁気・電気回路)の開発を行った。 3. 実験と演習をリンクさせたe-ラーニング教材の実験項目を選定し、学内の教育資金を用いて担当者を雇用し、実験のビデオの撮影を行い、さらに、一部の実験課題に対し実験内容とリンクした演習問題を作成した。 4. 対象領域の物理系科目で用いる力学シミュレーション教材を作成した。 5. 高専生を対象とした遠隔地教育に、前年度制作した初等物理補習のe-ラーニング教材を活用した。 6. 推薦人試合格者合宿研修にe-ラーニング教材を活用した。 7. 教材の評価のための評価シートを作成し、学生(10名)を雇用しトピックス限定教材と実験ビデオ教材の評価を行い、次年度に向けた改善を検討した。 8. 学内の教育資金を獲得し、昨年に引き続き、物理リメディアルフォーラム2(H22年1月15日)を開催した。GPを獲得した他大学などから講演者を招き、意見交換を行った。特に、シミュレーション教材についての情報を集めることを念頭に講演者の選定を行い有益な情報が得られた。
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Research Products
(7 results)