2009 Fiscal Year Annual Research Report
四国遍路と世界の巡礼、その歴史的諸相の解明と国際比較
Project/Area Number |
19320097
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
内田 九州男 Ehime University, 法文学部, 教授 (10158777)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹川 郁雄 愛媛大学, 法文学部, 教授 (60236445)
寺内 浩 愛媛大学, 法文学部, 教授 (40202189)
山川 廣司 愛媛大学, 法文学部, 教授 (30113682)
加藤 好文 愛媛大学, 法文学部, 教授 (70136779)
川岡 勉 愛媛大学, 教育学部, 教授 (90186057)
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Keywords | 巡礼 / 四国遍路 / 札所 / 聖地 / 八十八ヶ所 |
Research Abstract |
▼1 国内でフィールド調査を実施し、資(史)料収集に努めた。四国88カ所の鎮守社等の調査(3ヶ年計画)は、残り徳島県・高知県等の38か寺を調査し完了した。境内鎮守社の種別などを調査した。▼2 巡礼関係の論文・調査報告書・著書等データベースの充実に努め最終約3,200件を入力した。▼3 合宿研究会の実施。11月14・15日に愛媛大学ならびに愛媛の札所寺院(仙遊寺)で合宿研究会を開き、研究方法をはじめ種々意見交換・討論を行い、あわせて横峰寺、前神寺等の霊場踏査などを行った。この合宿は科研「中近世キリスト教会と民衆宗教」(代表甚野尚志)グループとの合同で実施した。▼4 10月30~11月1日愛媛大学で国際シンポジウムを開催した。シンポジウムでは、イアン・リーダー氏の講演、研究集会では13本(ヨーロッパ関係3本、アジア関係4本、日本関係3本、イアンリーダー氏の講演に対するコメント3本)の発表を行ったこの国際シンポジウムを全国の巡礼・遍路研究者の研究発表・交流の場とすることができた。またこの場には一般市民のべ約400名が参加しており、地域へ貴重な発信・研究情報提供の場となった。▼5 国際シンポジウムの総ての報告を収録した『2009年度四国遍路と世界の巡礼国際シンポジウムプロシーディングズ』、並びに第3回合宿研究会(報告、参加記)、海外調査報告、四国遍路・世界の巡礼研究文献データベースを掲載した冊子(『四国遍路と世界の巡礼、その歴史的諸相の解明と国際比較 研究成果報告集』)を公刊し、全国の研究者や大学研究室等へ送り、プロジェクトの活動の紹介とその研究成果の公開を行った。
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Research Products
(38 results)