芦田均文書の保存・整理・公開および研究基盤創出のための総合的研究

2008 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 19330033
• Research Institution: Dokkyo University
• Principal Investigator: 福永 文夫 Dokkyo University, 法学部, 教授 (60199255)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 雨宮 昭一 獨協大学, 法学部, 教授 (90007766) ; 津田 由美子 獨協大学, 法学部, 教授 (30247184) ; 滝口 剛 大阪大学, 大学院・法学研究科, 教授 (10257959) ; 源川 真希 首都大学東京, 人文科学研究科, 准教授 (10264574) ; 村井 良太 駒澤大学, 法学部, 准教授 (70365534)
• Keywords: 芦田均 / 政治 / 外交 / 戦前・戦時日本 / 政友会

Research Abstract

5月31日東京で、研究打ち合わせ会を行ない、各自分担および平成20年度研究計画を確認した。次いで7月19日東京で、第2回研究会を行ない、芦田均関係雑誌・新聞原稿の収集等について打合せを行なった。11月22日東京で、第3回研究会を行ない、(1)これまでの進捗状況、とくに雑誌記事収集、写真等の整理、(2)ベルギー・フランス調査について、(3)日記の検討・校訂作業について(雨宮昭一氏報告)などの報告を受け、検討した。そして、2009年1月29目〜30日の両日浜松で研究合宿を行い、矢嶋光氏報告、2008年度総括、2009年度学会報告等について打ち合わせを行った。
本年度の成果としては、(1)芦田日記原本および同CDをもとに、30年分を起こし、入力作業を行なった。(2)芦田均関係雑誌・新聞論稿を収集、データベース化した。(3)同写真についても整理・検討を行なった。
2009年度は最終年度に当たる。各分担者、連携研究者は日記の校訂を行い、代表者はそれをまとめる。また、国会図書館憲政資料室所蔵の芦田文書を整理・検討の上、データベース化を行なう。また、写真・書簡等を含め、文書目録を作成する予定である。なお、2009年9月に福知山で福知山市役所と共催でシンポジウムを、同10月に政治学会で研究成果の発表を行う。