2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19330072
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
堀 敬一 Ritsumeikan University, 経済学部, 教授 (50273561)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤堀 次郎 立命館大学, 理工学部, 教授 (50309100)
小川 重義 立命館大学, 理工学部, 教授 (80101137)
秦 劼 立命館大学, 経済学部, 准教授 (40329751)
樋原 伸彦 立命館大学, 経済学部, 准教授 (10434698)
山田 俊雄 立命館大学, BKC社系研究機構, 教授 (10037749)
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Keywords | ファイナンス / 確率過程 / コーポレート・ガバナンス |
Research Abstract |
本年はコーポレート・ファイナンスおよび数理ファイナンス・確率過程の各グループで個別に設定したテーマに基づいて研究活動を行った。コーポレート・ファイナンスのグループでは、研究代表者である堀が、本研究課題の出発点となるリアルオプションの論文を数理ファイナンスの研究成果を含む書籍の1章として論文を刊行した。このことにより本研究グループが目指す、コーポレート・ファイナンスと数理ファイナンス・確率過程の共同研究への次なる方針が明確化したと言える。また研究分担者である秦は実験に基づく証券市場の分析が中国の学術雑誌に掲載予定となっている。数理ファイナンス・確率過程の分野では、研究分担者である小川と赤堀が既に確率過程に関する論文をそれぞれ学術雑誌に刊行した。今後はこの研究成果を数理ファイナンスおよびコーポレート・ファイナンス分野への応用も検討する。また数理ファイナンス・確率過程の分野では、コロンビア大学や日本金融・証券計量・工学学会(JAFEE)との共同で、第8回 立命館国際シンポジウム「確率過程論と数理ファイナンスへの応用」を開催した。このシンポジウムでは国内・海外の研究者が4日間で20本以上の論文報告を行った。このような国際会議の開催により、本研究グループの国際的な認知度も向上したと考えられる。
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