2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19330072
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
堀 敬一 Ritsumeikan University, 経済学部, 教授 (50273561)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤堀 次郎 立命館大学, 理工学部, 教授 (50309100)
小川 重義 立命館大学, 理工学部, 教授 (80101137)
秦 劼 立命館大学, 経済学部, 准教授 (40329751)
樋原 伸彦 立命館大学, 経済学部, 准教授 (10434698)
山田 俊雄 BKC社系研究機構, 教授 (10037749)
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Keywords | ファイナンス / 確率過程 / コーポレート・ガバナンス |
Research Abstract |
本年度は昨年度の萌芽的な研究成果を踏まえて、国際的査読付き学術雑誌に論文を4本公刊あるいは公刊が決定するという成果を得た。また同様に2冊の書籍に研究成果を公表することができた。このことは、私たちの研究課題が意義あるものであることと、研究組織がその課題の研究に際して、一定の能力を有していることを示したことになる。 さらに本年度はグループ横断的な研究活動を行う計画であったが、このことについても一定の成果を得た。数理ファイナンスグループでは「Workshop on Advanced Stochastic Methods with Applications to Finance and 1st Monash-Ritsumeikan Symposium on Probability and Related Fields」をオーストラリアのMonash Universityで開催、経済・経営グループでは立命館大学で「Ritsumeikan Conference on Financial Economics」を立命館大学で開催した。さらには「First Florence-Ritsumeikan Workshop on Finance and Risk Theory」をイタリアのUniversity of Florenceで開催し、ここでは数理ファイナンスから金融工学、経済学の専門家が分野横断的な研究報告を行い、今後の研究課題の展開に一定の成果を得た。 この他にも学内の研究会において、流動性とマクロ経済学に関する問題や、不確実性下における最適経済成長理論に関する議論が行われ、次年度以降の研究課題について新たな知見を得ることができた。
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