2007 Fiscal Year Annual Research Report
IT人材の国際移動がアジアのIT産業発展に及ぼす影響の地域比較
Project/Area Number |
19330091
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
夏目 啓二 Ryukoku University, 経営学部, 教授 (10175515)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石上 悦朗 福岡大学, 商学部, 教授 (00151358)
中川 涼司 立命館大学, 国際関係学部, 教授 (30198048)
細川 孝 龍谷大学, 経営学部, 教授 (00300252)
林 尚毅 高知短期大学, 社会科学科, 准教授 (10300451)
中原 裕美子 九州産業大学, 経営学部, 講師 (40432843)
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Keywords | 企業経営 / IT人材 / IT産業 / 人材育成 / アジア |
Research Abstract |
本研究の目的は、「IT人材の国際移動がアジアのIT産業の発展に及ぼす影響の地域比較」である。ここでいうアジアとは、中国(大連、北京、上海の3地域)、韓国、台湾、インドを指している。本研究は、アメリカと日本という先進国地域からこれらのアジア地域へのIT人材の移動と育成がIT産業の発展にいかなる影響を及ぼしているのかを解明することにある。平成19年度は、韓国、台湾、北京地域の日系企業と現地企業のヒアリング調査を行った。その研究成果が、細川孝「NEC本社調査報告書」『龍谷大学経営学論集』(2008年7月掲載予定)、中原裕美子「パソコン産業におけるグローバル開発ネットワーク-その進展と類型」『九州経済学会年報』(投稿中)、羽渕貴司「アルパイン社調査報告書」(非公開)であり、学会報告の中原裕美子「パソコン産業におけるグローバル開発ネットワークの発展」(九州経済学会年会2007年12月8日)である。また、平成20年度は、インドと中国の大連、上海の各地域をヒアリング調査する予定であるが、その予備調査の研究成果が、石上悦朗「インド経済の高成長と産業発展の特徴-グローバル経済と新興知識経済の統合的発展-」(『アジア経営研究』13巻、2007年)、中原裕美子「在日インドIT企業の調査報告書-タタ・コンサルタンシー・サービシズ社」(『社会科学研究年報』38号、2008年5月)である。
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Research Products
(6 results)