• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2007 Fiscal Year Annual Research Report

日本型流通システムのミクロ行動分析

Research Project

Project/Area Number 19330093
Research InstitutionHosei University

Principal Investigator

矢作 敏行  Hosei University, 大学院・イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (40230289)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 外川 洋子  東北文化学園, 総合政策学部, 准教授 (20295398)
Keywords日本型流通システム / 競争優位性 / サプライ・チェーン / 一括配送センター / 国際移転 / 総合商社 / 食品スーパー / 専門店
Research Abstract

法政大学内に設置した「ミクロ流通研究会」において研究協力者を組織化し,定期的に研究会を開催し,文献レビューと統計分析を進め,日本の優秀小売・卸売企業を選び出し,その競争優位性に関する基礎的な分析を実施した。それと並行して,食品スーパー分野では強きの源泉となる業務システムに関するアンケート調査を実施し,低価格志向とバラエティ志向という対照的な戦略グループを導き出し,それぞれの業務システムの聞き取り調査を実施し,一部の成果を公表した。他方で,競争優位の1つとして物流システムがある点に着目し,総合スーパー,食品スーパー,ドラッグストア,ホームセンターの各事業分野における一括配送センターの設置・稼動状沈を中心としたアンケート調査を実施した。その集計結果は平成20年度にまとまる予定。
日本型流通システムの国際移転問題では中国における総合スーパー,食品スーパー,卸売業の現地調査を行い,日中比較と移転状況に関するデータを集めた。日本の総合商社による卸売業事業め移転可能性,および中国総谷スーパーの発展状況に関する論文は平成20年度内に公表する予定である。
個別企業分析ではスーパー系以外に,ユニクロ,しまむら,ヤマダ電機,コメリ等の各分野で圧倒的な強さを発揮する専門店企業に関する財務分析と聞き取り調査を進めている。その結果,それぞれめ強さの源泉には,商品開発,サプライ・チェーン,人材開発等の違いがある点が示唆されている。今後は,その点を丹念に実証し,統一的な概念化を図ることが研究課題となっている。

  • Research Products

    (2 results)

All 2008 2007

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 業績上位企業をつくる「戦略」と「業務システム」2008

    • Author(s)
      岸本 徹也
    • Journal Title

      食品商業 4月号

      Pages: 144-149

  • [Journal Article] 食品スーパーにおける店舗運営システムの分析フレーム2007

    • Author(s)
      岸本 徹也
    • Journal Title

      流通情報 No.464

      Pages: 12-30

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2014-05-20  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi