2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19330154
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
青木 紀久代 Ochanomizu University, 大学院・人間文化創成科学研究科, 准教授 (10254129)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 亜矢子 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 准教授 (50271614)
冨士原 紀絵 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 准教授 (10323130)
笹尾 敏明 東京大学, 大学院・人文社会系, 非常勤講師 (10296791)
仲野 好重 大手前大学, 現代社会学部, 教授 (90269803)
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Keywords | 学校メンタルへルス / コミュニティアプローチ / 食育 / アウトリーチプログラム / 学校力 |
Research Abstract |
本研究は、学校生活における児童・生徒の心の健康と発達支援を行うために効果的な包括的アセスメントと支援プランを提言するアクションリサーチである。今年度の研究の目的は、他の地方自治体を支援対象に、これまでのメンタルヘルスアセスメントツールを応用して活用し、学級、学校、地方自治体と協働して支援実践を実現していくことである。 1.予防的介入方略の検討:食育に着目した心の健康教育を目指したプログラムの実践と評価を行った。小学校5年生の1クラスを対象に、10月末から約5ヶ月間実施した。プログラムの内容は、授業、ミニレクチャー、保護者への通信である。担任、養護教諭、栄養士、研究者が協働して行った。その結果、介入後には児童自身の食への態度の変化や、家庭への波及効果がみられた。 2.危機的介入方略の検討:アセスメントツールを活用し、支援実践を拡大するために、複数校の校長、養護教諭が参加し、モデル校の事例を取り上げて模擬カンファレンスを実施し、カンファレンスのあり方を提案した。
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