2007 Fiscal Year Annual Research Report
近代日本人のキャリアデザインの形成と教育ジャーナリズム
Project/Area Number |
19330177
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Research Institution | Takasaki University of Commerce |
Principal Investigator |
菅原 亮芳 Takasaki University of Commerce, 流通情報学部, 教授 (40348149)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
榑松 かほる 桜美林大学, 資格・教職教育センター, 教授 (90112656)
小熊 伸一 芦屋大学, 臨床教育学部, 教授 (40221155)
三上 敦史 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (30362304)
吉野 剛弘 東京電機大学, 情報環境学部, 准教授 (90369893)
下山 寿子 高崎商科大学, 流通情報学部, 准教授 (30287908)
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Keywords | 教育ジャーナリズム / 雑誌メディア / キャリアデザイン / ライフコース / 学び |
Research Abstract |
本年度は科研プロジェクトの第1年目であり、第2年目から本格的に教育情報雑誌の書誌的研究や内容分析を行うための基礎作業を中心に行った。 1.3回の研究会を開催(1)研究の目的と観点:明治中期から昭和戦前戦中期を対象時期として、教育ジャーナリズムの中でも雑誌メディアが発信した情報を、近代日本人の「自己発見」「学校選択」「職業選択」「ライフコースの選択」という角度から歴史的に検証することをメンバーの共通認識とした。(2)研究計画:最終年度までに3回の学会発表や継続申請を行うことを計画した。 (3)各研究分担者の担当雑誌:『職業指導』『実業之日本』『女子青年界』『児童研究』『人性』『新国民』『新天地』『成功』「進学案内書」『帝国青年/青年』『逓信同窓会誌』『少年園』『中学世界』等の担当者を確認した。 (4)各担当雑誌の発行母体の研究:各担当雑誌の出版者の性格、発行部数、発行人のキャリア等を調査しデータベースを作成した。(5)記事の収集:各担当雑誌の観点に則した記事のデータベース化とその記事の収集を行った。 2.文献・資料の収集(1)『帝国青年/青年』『人性』等を購入した。(2)「旧制高校同窓会誌」の資料収集や『職業指導』の記事収集等のため出張した。(3)『成功』等のマイクロフィッシュ化した。 3.次年度の研究計画第67回日本教育学会(2008年8月29日〜30日)において、「『中学世界』にあらわれた受験・独学・苦学情報(1)(仮)」を発表する予定である。
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Research Products
(1 results)