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2007 Fiscal Year Annual Research Report

道徳教育の効果的な教育方法の開発

Research Project

Project/Area Number 19330194
Research InstitutionHokkaido University of Education

Principal Investigator

本間 謙二  Hokkaido University of Education, 教育学部, 学長 (80111186)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 後藤 嘉也  北海道教育大学, 教育学部, 教授 (50153771)
千葉 胤久  北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (90333765)
篠木 芳夫  北海道教育大学, 教育学部, 教授 (00133786)
笠井 稔雄  北海道教育大学, 教育学部, 教授
金山 正彦  北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30455703)
Keywords道徳 / 倫理学 / 哲学 / 指導案 / 教育方法
Research Abstract

本研究は、子どもの生きる力や社会性を醸成する道徳教育を実践するための有効的な教育方法を開発することを目標としている。まず、そのための準備的初期作業として平成19年度は、北海道内の小中学校(25校)の協力のもと、道徳授業を実施していただき、その指導案を資料として収集し、指導案に関する分析を行った。また、並行して、道徳教育の問題点に関して現場の教員に対して聞き取り調査を実施し、道徳教育、特に道徳授業の時間の現状と問題点を明らかにすることに努めた。その結果、以下のような問題点が主たる問題点として挙げられることが明らかとなった。
(1)価値の混在の問題:複数の価値が混在する資料をいかに扱うべきかという資料解釈の問題。複数の価値が混在する事象をどのように教えるべきか、という問題。
(2)価値の主体的自覚の問題:資料から離れ自分を見つめ、自ら考えるように指導することの難しさ。価値の押しつけになってしまっているのではないか、という問題。
(3)発達段階を考慮した指導の問題:同一の内容項目を発達段階に留意しつつ、いかに発展的・継続的に指導するか、という問題。
さらに、指導案を提供してくれた小中学校を中心に、「価値の主体的自覚を目指す指導法」の問題点を問うアンケート調査を実施した。このアンケート結果に関しては、現在分析を継続中であるが、上記の問題点に困難を感じている現場の教員が多数存在することは明らかになっており、平成20年度には上記問題点への対策を具体的に提案する予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Remarks (1 results)

  • [Remarks]

    • URL

      http://www.hokkyodai.ac.jp/area/moral.html

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2014-05-20  

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