2007 Fiscal Year Annual Research Report
高齢者の主体的な健康を創出・支援する老人看護専門技術の評価ツール開発と検証
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19390565
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| Research Institution | Chiba University |
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Principal Investigator |
正木 治恵 Chiba University, 看護学部, 教授 (90190339)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 弘美 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (80199603)
谷本 真理子 千葉大学, 看護, 准教授 (70279834)
黒田 久美子 千葉大学, 看護学部, 准助教 (20241979)
高橋 良幸 千葉大学, 看護学部, 助教 (30400815)
喜多 敏明 千葉大学, 医学部, 准教授 (00283078)
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| Keywords | 看護学 / 高齢者 / 健康 / 評価指標 / 文化的視点 |
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| Research Abstract |
本年度は,高齢者の健康をく安定性><実現性><全体性>の観点から包括的に捉える,老人看護専門技術の評価指標【アセスメント指標】【健康管理技術】【セルフケア支援技術】の完成を目指した。
【セルフケア支援技術】については,東洋医学的な視点から〔バランスの視点〕に着目し,実践研究を行った。漢方治療を受けている外来通院中の高齢患者よりデータ収集を行い分析した結果,高齢者のバランスをみる視点として,<指標ごとの評価><指標と指標の関連><個別指標の集合体からの全体的バランス評価><全体バランスの動性><バランスの回復可能性の見極め><主観的なバランス評価><バランスの乱れからの次元超越>が明らかとなった。
【アセスメント指標】ならびに【健康管理技術】については,コミュニティにおける歴史的・文化的価値観や信念を加味していくために,高齢者の健康における文化的視点に関する文献検討を行った。その結果,高齢者側の文化的視点として,<大いなるものの感受><人とのかかわり><自己実現><健康、経済の安定>が抽出され,それらは家族やコミュニティとの関連が強く描き出された。
以上の視点を,これまでに明らかにした高齢者の健康を包括的に捉える老人看護専門技術の評価指標に追加し,統合した。
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