2009 Fiscal Year Annual Research Report
中高年男性にテーラーメイドで行う体操習慣支援が健康増進に与える効果の検証
Project/Area Number |
19390569
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
神崎 初美 University of Hyogo, 地域ケア開発研究所, 准教授 (80295774)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片山 貴文 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (60268068)
神原 咲子 近大姫路大学, 看護学部, 講師 (90438268)
新井 香奈子 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (00364050)
芦田 信之 甲子園大学, 現代経営学部, 教授 (50184164)
坂上 元祥 兵庫県立大学, 環境人間学部, 教授 (20283913)
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Keywords | 体操療法 / 行動変容 / 中高年 / 健康増進 / メタボリックシンドローム |
Research Abstract |
中年男性に対しテーラーメイドな運動支援プログラムを開発し「まちの保健室」で使用し、参加者にみられた効果や変化を記述し、プログラムの評価を行った。対象者9名に適用した。初回に運動バリア・食行動評価・運動に関するレディネスを調査し、月一回の集団運動支援・座談会・個別面接と電話による支援を6ヶ月間実施し、対照群無しの前後比較介入試験を実施した。介入にはTrans theoritical modelと社会的認知理論を使用した。介入の評価は、3ヶ月・6ヶ月・一年後(終了後半年)に実施した。 結果:内臓脂肪・体脂肪・体重については開始と終了時(6ヶ月時)の比較で統計的に有意であった。6ヶ月後において、体脂肪量は身体測定の対象者8人全員の値が改善し、内臓脂肪・体重については7人が改善した。運動に関するレディネスのプロセスを考慮し介入した結果、専門家や家族の支援、ライフサイクルの中で退職時が有効であるという示唆を得た。だが、1年後にも効果が継続していたのは体重のみであった。 結論:参加者はほぼ全員が運動習慣を確立でき、その結果、研究終了時(6ヶ月時)の内臓脂肪断面積・体脂肪量・体重について、1年後の体重について改善した。更なる効果を出すには骨格筋を鍛える目的で、レジスタンス運動の実施が必要である。また、参加者が陥りやすい運動バリアや起こった行動変容が明らかになった。 パイロットスタディにて開発したプログラムを用いて、現在、対照群ありの前後比較介入試験を実施している。 これまでの健康相談を実施する「通常群」と新プログラムで運動支援と食行動変容支援を提供する「新プログラム群」を設定し、「まちの保健室を利用する中高年男女にテーラーメイドで短時間に行う健康相談プログラムが健康増進に与える効果の検証」を実施し、その効果を検証しようと研究を推進している。
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Research Products
(46 results)
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[Journal Article] Interactive Effects of Job2009
Author(s)
Jiro Takaki, Akira Minoura, Hirohiko Irimajiri, Asako Hayama, Yuri Hibino, Sakiko Kanbara, Noriko Sakano, Keiki Ogino
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Journal Title
Journal of Occupational Health 10
Pages: 66-73
Peer Reviewed
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[Journal Article] 13. Oxidaitive Stress Bio merker and lifestyles in Japanese healthy epople2009
Author(s)
Sakano, Noriko, Takahashi, Noriko, Wang, Da-Hong, Sauriasari, Rani, Takemoto, Kei, Kanbara, Sakiko, Sato, Yoshie, Takigawa, Tomoko, Takaki, Jiro, Ogino, Keiki
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Journal Title
Journal of clinical biochemistry and nurtrition 44
Pages: 185-195
Peer Reviewed
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[Presentation] Markers of oxidative/nitrisative stress and inflammation in cigarette smoking-induced pre-clinical satge of renal dysfunction in general poplation2009
Author(s)
Sauriasari, Rani, Sakano, Noriko, Takahashi, Noriko, Wang, Da-Hong, Sauriasari, Rani, Takemoto, Kei, Kanbara, Sakiko, Sato, Yoshie, Takigawa, et al.
Organizer
第7回日本予防医学会
Place of Presentation
千葉大学西千葉キャンパスけやき会館(千葉県千葉市)
Year and Date
20091212-20091213
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[Presentation] Introduction of Participatory Action Research program in designed to develop care and self-help abilities of child-raising mothers with infants2009
Author(s)
Kanzaki, H., Ota, C., Nagase, Y., Nakasuji, M., Kanbara, S., Katayama, T., Yasunari
Organizer
ICN Congress
Place of Presentation
国際コンベンションセンター(Durban, South Africa)
Year and Date
20090627-20090703
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