2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19405030
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
林 隆久 Kyoto University, 生存圏研究所, 准教授 (70231529)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷口 亨 森林総合研究所, 森林バイオ研究センター, 研究室長 (00360470)
井出 雄二 東京大学, 農学生命科学研究所, 教授 (90213024)
渡邉 和男 筑波大学, 生命環境科学研究所, 教授 (90291806)
高部 鉄子 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (60089852)
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Keywords | 環境政策 / 環境調和型農林水産 / 植物 / 森林工学 / バイオテクノロジー |
Research Abstract |
インドネシア科学院では、セルラーゼ発現するファルカータの作出に成功した。 キシログルカナーゼを発現するアカシアも作出中。現在はまだ栽培試験中であるが、これら遺伝子組換え樹木はP1レベルの特定網室の中で栽培試験に入った。イスラエルCBDテクノロジーは、ヘブライ大学と共同でキシログルえいカナーゼを発現するユーカリの作出に成功した。もう既にP1レベルの特定網室の中で環境評価試験が十分に行われており、成長が早いことやセルロース含量が高いことはポプラの場合と同じである。遺伝子組換えユーカリの野外試験申請書は既にイスラエル政府に提出されており、2007年よりRehovotの近くで野外試験される予定。南米コロンビアにある国際熱帯国際熱帯農業研究所(CIAT)では、乾燥耐性イネの隔離圃場実験とそれに関わるバイオセイフティーに関するプロジェクトを進めており、今後の遺伝子組換え作物に強い警戒心をもっており、それが基礎研究の発展を脅かしている。我が国では野外試験実施までには宿主の情報や家主と組み換え体の違いなど多くの情ううsh報を収集し、それらをもとに生物多様性栄養評価を行う必要がある。また、野外試験を実施する施設、作業要領、モニタリングについては、申請時に作成する第一種使用規定により規定されている。
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Research Products
(3 results)