2010 Fiscal Year Annual Research Report
アクションリサーチによる継続的な教員研修の実態調査ー個人実践からカリキュラム改革
Project/Area Number |
19520524
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Research Institution | Nagoya University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
佐藤 一嘉 名古屋外国語大学, 外国語学部, 教授 (40329868)
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Keywords | 教員研修 / アクションリサーチ / カリキュラム改革 / 英語指導力 / コミュニケーション能力 |
Research Abstract |
平成22年度は、17名の英語教員(中学校教員9名、高校教員7名、語学学校教員1名)が名古屋外国語大学主催のアクションリサーチに参加した。毎月、実践報告をし、8月に中間発表、3月に最終発表をして、結果を冊子(Action Research Report)にまとめた。参加教員は、自分の英語の授業を改善し、生徒のコミュニケーション能力を伸ばすことができた。今後、それぞれの学校の同僚にどのように広めるのかが課題である。結果については、以下のホームページにも発表する。http://WWW.nufs.ac.jp/local interchange/workshop/action%20research/index.html また、アクション・リサーチに基づいて、カリキュラム改革をしている岐阜県立各務原高校で調査を継続した。3年前に県の研究校に指定され、佐藤が助言者の依頼を受け、月に2回訪問した。この結果については、2012年全英連(全国英語教育研究団体連合会)石川大会(11月)で発表する。 過去3年間の成果発表については、昨年9月にオーストラリア、メルボルンで開催されたアクションリサーチの国際研修集会で発表した。さらに、今年8月に北京で開催されるAILA(第16回応用言語学国際研究集会)で発表する。 出版については、アクションリサーチに参加した教員が作成した教材および実践報告を明治図書から夏に出版を予定している。タイトルは、「タスクを用いた新しい文法指導:ファーカス・オン・フォーム」の予定(中学校3冊、高校1冊)。
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Research Products
(2 results)