2007 Fiscal Year Annual Research Report
在宅高齢者への虐待メカニズムと虐待予防への予防・介入アプローチ
Project/Area Number |
19530508
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Research Institution | Akita University of Nursing and Welfare |
Principal Investigator |
児玉 寛子 Akita University of Nursing and Welfare, 看護福祉学部, 助教 (50424007)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
工藤 英明 秋田看護福祉大学, 看護福祉学部, 助教 (60240008)
出雲 祐二 秋田看護福祉大学, 看護福祉学部, 教授 (60232419)
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Keywords | 在宅高齢者 / 虐待メカニズム / 虐待予防 / 介入アプローチ |
Research Abstract |
1.調査項目の検討(19年8月10月) 2.予備調査(本調査への協力意向確認) (19年2月) 青森・秋田両県の地域句括支援センターおよび居宅介護支援事業所878事業所を対象に虐待事例の有無および調査への協力可否に関する予備調査を郵送にて実施した。回収率は41.3%で、「事例あり協力可能」は45事業所、「事例あり協力不可」は65事業所であった。 3.本調査(20年1月〜2月) 協力可能な45事業所に対して援助者・介護者(虐待者)・本人(被虐待者)の3部を1セットとなる調査票(お礼含む)を郵送した。回収数は援助者98事例、介護者44事例、本人50事例。なおデータの単純集計は3月末で終了。 4.資料収集およびヒアリング1(20年2月) 国立国会図書館(京都)にて虐待支援に関わる文献収集。また京都市社会福祉協議会から虐待予防ネットワークシステム取組み状況および京都市高齢者虐待事例研究会の活動についてのヒアリング。 5.ヒアリング2(20年2月) 東京都高齢者虐待調査・座長の東京都老人総合研究所・高橋先生より、東京都調査の結果から見えてきた高齢者虐待の現状と課題についてご教示いただいた。 6.ヒアリング3(平成20年3月) 青森県高齢者虐待対策検討委員会・委員長の青森県立保健大学・大和田先生より、青森県高齢者虐待防止・支援マニュアルの説明と本研究の分析視点に関してご教示いただいた。 7.地域ネットワークに関する予備調査(平成20年3月) 虐待予防ネットワークに関する専門職者の意見を把握するために集合調査を実施(秋田県大仙市医療福祉関係者150名)。 8.ヒアリング4(20年2月〜3月) 青森・秋田両県の地域包括支援センター職員および居宅介護支援専門員から、虐待事例への援助活動の現状と自治体との連携、自治体としての体系的取り組みの方向性について意見を聴取。
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