2008 Fiscal Year Annual Research Report
在宅高齢者への虐待メカニズムと虐待予防への予防・介入アプローチ
Project/Area Number |
19530508
|
Research Institution | Akita University of Nursing and Welfare |
Principal Investigator |
児玉 寛子 Akita University of Nursing and Welfare, 看護福祉学部, 助教 (50424007)
|
Keywords | 在宅高齢者 / 虐待 / 虐待メカニズム / 介入・予防アプローチ |
Research Abstract |
1.対照調査(平成20年4月~10月) 前年度実施した虐待事例に関する三者調査との比較を試みる目的で、居宅介護支援事業所を通じて虐待が認められない、比較的良好に在宅介護が継続されている事例(青森40・秋田40計80ケース)を紹介いただき、郵送による三者(高齢者本人、介護者、援助者)調査を実施した。4月~6月 質問項目の検討 6月末調査票配布(8事業所・80ケース) 8月末調査票回収(高齢者本人73/80 91.3%介護者72/80 90%援助者80/80 100%) 9月~10月データ入力 2.援助者ヒアリング(平成20年7月~平成21年1月) 虐待事例を抱える援助者(社会福祉士または介護支援専門員)へのヒアリング。青森2名、秋田2名の計4名。一人の援助者に対して継続的に3回面談し、援助者本人からの聞き取りおよび援助記録から事例に対する事実確認を行なった。 3.当事者ヒアリング(平成20年11月~平成21年1月) 援助者が「虐待あり」と認めた事例の当事者(被虐待者)へのインタビュー。青森・秋田、各1名ずつ・インタビューは在宅介護の様子をうかがう形をとり、直接的に「虐待」という言葉は使用せずに実施した。 4.学会参加(平成20年7月4日~5日)日本高齢者虐待防止学会千葉大会参加 研究関連情報の収集 5.学会発表 日本社会福祉学会東北部会盛岡大会(平成20年7月20日) 発表者連携研究者工藤英明「在宅高齢者虐待事例における施設入所相談の実態」
|
Research Products
(1 results)