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2008 Fiscal Year Annual Research Report

認知症高齢者のための認知機能活性化アプローチによる系統的プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 19530612
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

山中 克夫  University of Tsukuba, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (50282314)

Keywords認知症 / Cognitive stimulation / 非薬物的アプローチ
Research Abstract

本研究は、認知症高齢者のためのCognitive Stimulaton Therapy(CST)のグループ・プログラムについて、我が国の文化を十分に配慮し開発を行い、その効果について基礎的知見を得ることを目的としている。今年度は、以下の点について検討し、最終年度の研究およびま、とめに向けて、体制を整えることができた。
1.前年度に行ったCSTや関連する認知症高齢者のための非薬物的アプローチに関する文献的考察をもとに、日本認知症ケア学会において学会発表を行った。発表では、CSTが認知機能だけでなく、QOLの維持・改善の面からも検討が行われていること、しばしば混同される認知トレーニングや認知リハビリテーションとの差異についても報告した。
2.ロンドン大学で行われたCSTに関するワークショップに参加し、CSTがイギリス国内において認知症の非薬物的アプローチとして広く採り上げられている事実や、CSTの維持プログラムの標準化に関する最新の情報を得た。また、我々のCSTプログラムの試案について、文化面に配慮し工夫した点などを中心に、細かな手続きの点についても、具体的に意見交換を行った。
3.それらの情報から、さらに本プログラムに修正を加え、特別養護老人ホームにおいて、再度、予備的検討を実施した。その結果に基づき、最終年度に実施する本プログラムを完成させた。なお、新たに追加した維持プログラム開発についても検討を開始した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 我が国におけるCognitive Stimulation Therapy (CST) Programmeの開発I:エビデンスに基づく介護現場のためのグループワークの理論的背景2008

    • Author(s)
      山中克夫、河野禎之、天野貴史
    • Organizer
      第9回日本認知症ケア学会大会
    • Place of Presentation
      アルファあなぶきホール(香川県県民ホール)
    • Year and Date
      2008-09-27

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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