2008 Fiscal Year Annual Research Report
次世代型コミュニケーションスペース構築にむけた若年層の交流・滞留の国際比較
Project/Area Number |
19560622
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
坂井 猛 Kyushu University, 新キャンパス計画推進室, 教授 (30253496)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小篠 隆生 北海道大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (00250473)
鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
|
Keywords | オープンスペース / 広場 / 滞留 / 歩行者 / 空間構成 / 都市 / 行為 / 着座 |
Research Abstract |
米国における若年層を取り巻く交流・滞留環境に関する調査を行った。 昨年度のアジア調査(インドネシア、韓国、日本)と同様に、多くの若者が集う駅前の屋外広場、商業施設の屋外広場、商業施設の屋内広場、大学キャンパスなどの広場を選定した。調査対象地は、米国ユタ州ソルトレイクシティである。多くの若者が集う商業施設の屋外広場として「ゲートウェイ」の中央広場、また、大学キャンパスの広場として「ユタ大学学生ユニオン前広場」を選定した。 対象地において12:00〜13:00および17:00-18:00各1時間を設定し、滞留している人に関する現地調査(滞留観察、複数箇所からのビデオ撮影)を行い、サンプルを収集、滞留している人及び複数人のグループを1単位として、図面上に位置とサンプルの属性、人数、姿勢、行為について記入し、同時に調査対象地全体を見渡せる位置2ヶ所からヒデオ撮影を行った。 記録したビデオ画像を研究室に持ち帰ってモニターで確認し、得られたサンプル・データから、滞留者に関する情報を入力した。滞留者については、属性やその姿勢、行為等を記録し、滞留と歩行者の関係、滞留と空間構成の関係について考察を行った。滞留者サンプルをグループ別、個別サンプルデータに分けて集計した。日本における調査結果との比較を行い、滞留グループ数や滞留時間、頻度の多い滞留場所、形熊の特徴を比較し、構成手法に関する知見を得た。
|
Research Products
(6 results)