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2007 Fiscal Year Annual Research Report

DNA塩基配列および化学成分を考慮したコショウ科サダソウ属の同定システムの構築

Research Project

Project/Area Number 19570096
Research InstitutionSetsunan University

Principal Investigator

邑田 裕子  Setsunan University, 薬学部, 助手 (20167620)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 稲冨 由香  摂南大学, 薬学部, 助手 (00258089)
邑田 仁  東京大学, 理学系研究科, 教授 (90134452)
田中 稔幸  岐阜薬科大学, 薬学部, 教授 (60137065)
KeywordsPiperaceae / コショウ科 / Peperomia / サダソウ属 / 系統解析 / Peperomia obtusifolia / 化学成分
Research Abstract

1)資料の収集:サダソウ属は園芸の目的で多くの種類が輸入されているので、それらを国内の植物園から分譲して頂き、さらに栽培業者から購入して収集した。平成19年11月に邑田裕子がインド南西部にてサダソウ属の調査を行った。標本、生植物、DNA抽出用サンプルを採集し、生態、生育調査を行った。またコルカタ植物園の標本館で標本調査を行った。収集した生植物は摂南大学薬用植物園および東京大学大学院理学系研究科附属植物園に植えて、挿し穂などで個体を増殖し、PNA抽出用、化学成分分析に用いる。
2)化学成分分析:これについては摂南大学薬学部および岐阜薬科大学において今年度は主に稲冨と田中が行った。まず大量に材料の入手出来たPeperomia obtusifoliaを用いて、含有される化学成分の単離構造解析をおこなった。この結果3種類の化合物については詳細な構造を明らかにすることが出来た。これらの化学成分を指標の一つとして他の種類の比較研究をおこなう。またPeperomia obtusifoliaの現在までに構造解析の終わっていない成分についても引き続き解析を行っている。
3)DNA塩基配列解析:DNA塩基配列解析は分担者邑田仁が東京大学附属植物園において大学院生とともに行った。DNAを抽出し、最近ハワイ産のサダソウ属植物の系統解析で有効性が確かめられている核DNAのITS領域、およびコショウ属の系統解析に有効であった葉緑体DNAmatK遺伝子領域などの塩基配列の解析を継続中である。今年度は約50検体について解析を開始し、25検体について得られた配列情報から系統解析を行った。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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