2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19580264
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
清水 みゆき Nihon University, 生物資源科学部, 准教授 (90242370)
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Keywords | 食品日付表示 / 食品廃棄 / 期限表示方法 / 期限表示の国際比較 / 期限表示情報の認知度 / 期限情報と廃棄行動 / 廃棄量と食料自給率 |
Research Abstract |
今年度は、消費者が調理前の食品を廃棄する際の目安を何によって決めているかを明らかにするためのアンケートの設計とその送付(依頼)を中心に行った。アンケートの設計に際しては、日常的に消費している食品を大きく穀物、生鮮品(野菜、果実、卵、肉)、魚介類、肉加工品、大豆加工品、牛乳・乳製品、調味料、スナック菓子、飲料に分け、比較的購入量の多い代表的品目を配し、購入先、購入時の重要ポイント、期限後の処理方法をそれぞれ記入してもらう方法を採用した。また、特定品目について、期限決定方法を知らせた後の廃棄行動についても追跡調査を依頼した。品目を配する際、廃棄量の軽減が食料自給率に影響するかどうかを計測することの可能性を勘案して品目を設定した(小麦、牛乳、卵、大豆、肉加工品など)。回収は次年度となる。 併せて、以下の資料収集、ヒアリングを行ったが、これについてはデータの収集がかなり困難であり、次年度にも継続して行う必要がある。 1)1995年の日付表示の変更前の食品廃棄量、または食品メーカーや流通業者で、1995年前と後での食品廃棄、返品量(率)などの記録の収集。 2)海外の日付表示方法の実態把握と、同一品目における日付表示および期限決定方法の国際比較を可能とするための情報収集。 3)国内メーカーの期限決定方法の情報収集と、その情報開示に関するヒアリング。
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Research Products
(1 results)