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2009 Fiscal Year Annual Research Report

農作物情報の体系的共有のための中央管理型P2P情報共有システム

Research Project

Project/Area Number 19580304
Research InstitutionKinki University

Principal Investigator

井口 信和  Kinki University, 理工学部, 教授 (50351565)

KeywordsP2P / 農業情報 / 情報共有 / 画像データ / 計測データ
Research Abstract

本研究では,センサーデータの容易な共有を目的としたシステムを開発した.本システムは,ハイブリッド型P2Pを用いることを特徴としている.ハイブリッド型とすることで,センサーデータとセンサーのメタデータを分散して管理することが可能となる.本システムは,メタデータを管理するインデックスサーバとセンサデータを取得するノードから構成される.さらに,センサ管理機能を実装した.センサ管理機能は,ノードが,センサやセンサデータを管理する機能である.センサの設定とスケジューラ,さらにセンサデータのデータベースから構成させる.センサの設定では,データを取得するためのアクセス方法や,データの種類などを設定する.スケジューラは,データを定期的に取得するためのスケジュールを管理する.
今年度は,小型なPCであるマイクロザーバ上で動作する軽量かminiノードを実装した.マイクロサーバは,ハードディスク等の機械的な稼働部分を持たないため,耐久性に優れ,屋外での設置にも対応できる.一般的なPCと比較して,能力が低いため,JXTAを参考に動作の軽量化を図り,実装した.軽量に動作させるために,センサデータの交換に必要な機能に限定して開発した.さらにminiノードを設定するためのwebベースのインターフェイスを実装した.システムの構成に必要な全ての機能の実装が完了したため,各機能の動作確認の実験とシステムとしての統合化およびデータ交換実験を行った.まず,動作のために、160項目の実験を行い,開発した機能が目的通り動作することを確認した.次にLAN環境とインターネット環境での40kバイトのデータを取得する実験を各50回行った.実験の結果,通常ノード,miniノードともに初回のアクセス時にはP2P固有のアドレス解決のための時間が必要であるが,2回目以降は,通常ノードで1秒未満,miniノードでは10秒未満でデータの取得が可能であることを確認した.

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] ハイブリッドP2P型センサブローカシステムの開発2009

    • Author(s)
      松村勇希
    • Organizer
      第52回自動制御連合講演会
    • Place of Presentation
      大阪大学
    • Year and Date
      2009-11-21

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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