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2008 Fiscal Year Annual Research Report

膵頭十二指腸切除術周術期におけるG‐CSF投与による手術成績及び医療経済の比較

Research Project

Project/Area Number 19591587
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

外山 博近  Kobe University, 医学部附属病院, 医員 (10444598)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松本 逸平  神戸大学, 医学部, 助教 (30379408)
新関 亮  神戸大学, 医学部附属病院, 特定助教 (60444593)
黒田 嘉和  神戸大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70178143)
具 英成  神戸大学, 医学部, 教授 (40195615)
Keywords炎症性サイトカイン / G-CSF / 膵頭十二指腸切除
Research Abstract

当研究の目的は、膵頭十二指腸切除周術期におけるG-CSFの投与により、術後感染症発症のリスクを減少させるかを検討することである。今年度の主な目的は登録症例の決定、サンプルの収集、結果の分析であった。我々は既に、臨床的に厳密な検討を行うべく、Randomized control studyを計画し、院内の倫理委員会の承認を得て、充分なインフォームドコンセントのもとに同意を得た症例の登録を進めている。登録後不適格症例(手術不能例)が多く、サンプルの収集に予定以上の期間を要したが、プロトコールの変更なく目標症到達の見通しである。周術期にそれぞれの薬剤を計画に沿って投与し、手術を遂行して経時的に血液サンプルを収集している。
現在個々の症例に対し、手術時間、出血量、術後感染徴候の有無とその原因部位の詳細、その他の合併症の有無、経時的血液生化学検査、術後の追加治療の有無、平均在院日数につき、詳細なデータを収集している。また、炎症性サイトカイン(TNF-α、IL-6,IL-1β)などのサイトカインアッセイを開始している。サイトカインは計画当初、自施設にて分析する予定であったが、種類によっては予想外に微量であったり、分析困難なものを認めた。そのため、専門検査機関への外注を含めたディスカッションを重ね、分析項目と分析方法を再検討しているところである。
今年度は結果の公表には至っていないが、研究はおおむね順調に進んでおり、来年度中には学会等に公表できると考えている。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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