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2009 Fiscal Year Annual Research Report

卵巣癌の腫瘍幹細胞に発現する分子を標的にした新たな癌分子治療の確立に関する検討

Research Project

Project/Area Number 19591942
Research InstitutionDokkyo Medical University

Principal Investigator

安田 真一  Dokkyo Medical University, 医学部, 主任 (60133279)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 深澤 一雄  獨協医科大学, 医学部, 教授 (00189911)
Keywords腫瘍幹細胞 / 分子治療標的 / マイクロRNA / ヒト卵巣癌
Research Abstract

腫瘍集団中に数パーセントの微少に存在する腫瘍幹細胞の内、非白血球系の卵巣癌細胞株などの細胞径の大きな細胞に関しては、本学に設置装置FACS Aria(BD社)では機能が弱くヘキスト色素を用いる方法は使用できなかったのでかなりの検討を重ね、生細胞中の静止細胞による腫瘍幹細胞を得る方法を用いることで本細胞と思われる細胞分画をセルソーターにて採取して、これらの細胞が癌幹細胞であるかについては直接細胞を用いたc DNAをテンプレットにした癌幹細胞・細胞周期に関与する指標遺伝子にしたRT-PCRにて検討して確認した。またこの方鰍線スフエロイド形成培養液中で培養するとスフェロイドの形成を認めた。
癌幹細胞の標的分子を検索するために、抽出したRNAを使用して本細胞に発現するマイクロRNA(miRNA)の検討をmiRNA RT-PCRにて実施した。miRNAの選択したことについてはこの分子が21塩基の小さなRNAでありながら多く疾患へ.関与すると考えており、癌幹細胞においても関与が考えられた。多くのmiRNAについて検討した結果、抗癌剤の排泄に関与するABCトランスポーターのABCG2遺伝子を調節するhas-miRNA-519が強発現していることを発見した。
これはmiRNA-519が癌幹細胞の新しい標的としてABCG2を制御して卵巣癌抗癌剤の耐性の要因を司っている可能性を示唆していることが考えられた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] The analysis of cell cycle in GO phase method for cancer stem cells2009

    • Author(s)
      安田真一
    • Organizer
      第67回日本癌学会学術総会
    • Place of Presentation
      パシコ横浜
    • Year and Date
      2009-10-02

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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