2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19592231
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
櫻井 直樹 Niigata University, 医歯学系, 助教 (50251830)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野村 修一 新潟大学, 医歯学系, 教授 (40018859)
小林 博 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (00225533)
井上 誠 新潟大学, 医歯学系, 教授 (00303131)
斎藤 美紀子 新潟大学, 医歯学系, 助教 (90401760)
鈴木 一郎 新潟大学, 医歯学総合病院, 准教授 (80179192)
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Keywords | 遠隔医療 / 遠隔歯科 / 診断支援 / 咀嚼・嚥下障害 / Website / ピエゾフィルム / インターネット / 義歯満足度 |
Research Abstract |
本研究の目的はインターネットを応用した咀嚼・嚥下障害患者の歯科総合診断支援システムを設計して試行することである。診断支援は歯科総合診断支援専用データテンプレートと他のデジタル臨床のデータを使用している。歯科開業医は初めにインターネットからこの歯科総合診断支援システムに登録する。我々のホームページは2つのユーザインタフェースで構成されている。それは, 非会員もアクセス可能な公開ホームページと会員限定のユーザー認証機能を持ったホームページである。この会員限定のホームページ内にログインすると, 会員専用の電子掲示板システム(BBS)と歯科総合診断支援専用データテンプレートにリンクしており, 大学の各科専門医と相談できるシステムとして構築されている。セキュリティに関しては, 我々の大学ネットワークのファイヤーウォールと診断支援システム専用サーバーのSecure Socket Layer(SSL)を使用することで確立している。 予備実験として咀嚼・嚥下障害患者診断支援のために, 我々はピエゾフィルムを応用した簡便な嚥下能力評価法を開発し, 正常有歯顎者に対して応用可能であることを検証した。今後, これらの実験データを応用して, 咀嚼・嚥下能力評価について遠隔診断支援が可能になるようなシステムを構築し試行して検証し, 咀嚼・嚥下能力評価を含めた歯科総合診断支援システムの完成を目指したい。また自立した高齢者を対象として義歯の満足度と咀嚼能の自己評価と相関の高いことも報告した。さらに患者と大学病院専門医間をIPテレビ電話で交信して遠隔診療のモデルを開発中である。
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[Presentation] 顎関節雑音記録を利用した顎関節症遠隔診断法の開発2008
Author(s)
櫻井直樹, 荒井良明, 高木律男, 安島久雄, 林孝文, 西山秀昌, 安島久雄, 佐藤一夫, 高田佳之, 福井忠雄, 細貝暁子, 宮島久, 岡崎敦子
Organizer
第21回日本顎関節学会総会・学術大会
Place of Presentation
大阪市
Year and Date
2008-07-26
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