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2010 Fiscal Year Annual Research Report

医療におけるリスク感性を高めるためのシミュレーション型CAI教材の開発

Research Project

Project/Area Number 19592438
Research InstitutionJuntendo University

Principal Investigator

村中 陽子  順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (30132195)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 足立 みゆき  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (20263494)
服部 惠子  順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (30258975)
吉武 幸恵  順天堂大学, 医療看護学部, 助教 (50449063)
鈴木 小百合  順天堂大学, 医療看護学部, 助教 (70514850)
Keywords看護学 / 医療安全 / リスク感性 / 情報システム / CAI
Research Abstract

平成21年度までに作成した転倒のリスクが潜む患者2事例の教育プログラムの運用評価について、新人ナース10名と看護学生8名から研究協力が得られ、実施した。システム上の「アンケートに回答する」に入力された内容を分析し、開発教材の効果を測定した。その結果、本システムを使っての学習効果、自己の課題発見、プログラム構成の良さ、について評価が得られた。具体的には、危険予知に関して知識・観察力が不足していることに気付いた、今後このような場面に遭遇したときの対応を考えることができた、危険がひそんでいるところを見逃していることに気づいた、学生の実習にも看護師の仕事にも生かせる教材だと思った、等の評価内容であった。その要因は、シミュレーションを通して、タイムリーなフィードバックが与えられ自己の傾向をリフレクションすることができるプログラム構成であることが大きいと考える。このことから、開発教材は、本研究がねらいとする「リスク感性を高める」ことに十分貢献できると考える。ここまでの研究成果については、5月に開催される2011年ICN学術集会(マルタ)でポスター発表を行う。さらに、日本モデル&シミュレーション医学教育研究会誌への論文投稿を行った。次いで、メディケーション・エラーに関する事例を検討し、「患者から点滴終了のナースコールがあった場面」「術後の痛みが我慢できず鎮痛剤希望のナースコールがあった場面」「検査に呼ばれた患者から配薬を急がされる場面」のシナリオ作成・ムービー撮影を行い、学習コースを作成した。これらを本システムに導入し、運用評価を続けることによって、開発教材の利用価値および汎用性を高めていきたいと考える。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Remarks (1 results)

  • [Remarks]

    • URL

      http://muranaka-juntendo.jp/new/

URL: 

Published: 2012-07-19  

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