2008 Fiscal Year Annual Research Report
望まない妊娠を防止するための受胎調節実地指導員活動の活性化のためのリカレント教育
Project/Area Number |
19592528
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
吉留 厚子 Kagoshima University, 医学部, 教授 (40305842)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 猪都子 大分県立看護科学大学, 看護学部, 准教授 (50326493)
宮崎 文子 大分県立看護科学大学, 看護学部, 教授 (60305836)
石走 知子 鹿児島大学, 医学部, 助教 (00335051)
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Keywords | 受胎調節 / リカレント教育 / 望まない妊娠 / 褥婦 / 男性 |
Research Abstract |
受胎調節実地指導員にリカレント研修を平成19年11月24、25日の2日間実施した。研修10ケ月後に、研修参加者と非参加者の受胎調節指導状況の実態を明らかにするためにアンケート調査を行った。受講者で受胎調節に関わっているのは20名中12名であり、対象として褥婦(100%)、妊婦(33.3%)、思春期(25%)、成熟期、更年期(16.7%)、男性(8.3%)であった。非受講者36名中32名が受胎調節指導を実施していて、対象は褥婦(100%)、妊婦(34.4%)、思春期(21.8%)、成熟期(34.4%)、更年期(18.8%)、男性(6.3%)であった。指導している避妊方法は、受講者では男性コンドーム(91.7%)、女性用コンドーム(50%)、IUD(83%)、低用量ピル(66.7%)、基礎体温法(58.3%)と高い値を示し、ペッサリー(16.7%)、緊急避妊(25%)が低い値であった。未受講者では男性コンドーム(100%)、女性用コンドーム(34.4%)、IUD(66.6%%)、低用量ピル(65.6%)、基礎体温法(71.9%)、女性用コンドーム(34.4%)、ペッサリー(37.5%)、緊急避妊法(18.8%)であった。指導する上で困難と感じている方法は、受講者では男性用コンドーム(16.7%)、女性用コンドーム(16.7%)、ペッサリー(25%)、基礎体温法(16.7%)、低用量ピル(16.7%)、緊急避妊法(16.7%)、避妊手術(16.7%)であった。非受講者では女性用コンドーム(31.2%)、ペッサリー(50%)、基礎体温法(3.1%)、IUD(3.1%)、低用量ピル(18.8%)、緊急避妊法(25%)、避妊手術(3.1%)であった。受講者及び非受講者とも来院する褥婦を中心として受胎調節指導を行い、男性にはほとんどされていないことが明らかになった。講習会で演習として実施した女性用コンドーム、ペッサリーに関して受講者は非受講者と比べて困難に感じていないと推察される。演習のように実際に即した指導内容は知識の習得に効果があったと示唆された。
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Research Products
(2 results)