2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19592558
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
酒井 郁子 Chiba University, 大学院・看護学研究科, 教授 (10197767)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 弘美 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (80199603)
遠藤 淑美 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (50279832)
湯浅 美千代 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (70237494)
荒木 暁子 千葉大学, 看護学部, 准教授 (60251138)
末永 由理 東京医療保健大学, 医療保健学部, 講師 (10279838)
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Keywords | 高齢者 / 脳卒中 / 看護学 / リハビリテーション / 患者教育 / 学習教材 |
Research Abstract |
【高齢脳卒中患者教育プログラム開発よび教材作成のための予備調査】 、高齢脳卒中患者への患者指導、教育を先進的に展開している施設5-10施設をピックアップする。東京都内,茨城県,石川県,千葉県,長崎県,沖縄県のそれぞれの施設と交渉開始の準備が整っている。医師、看護師,リハビリテーション関連職種に対して脳卒中患者への指導、教育プログラムおよび教材の工夫,学習環境の工夫,認識している脳卒中患者の学習効果,課題などについて聞き取り調査を行った。 【高齢脳卒中患者学習プログラムおよび教材の試案作成】 、高齢脳卒中患者を長期的な回復の可能性を有する存在としてとらえ,生活の再構築と人生の価値を創造し続けていくことができることを目的として患者教育プログラムを開発した。高齢脳卒中患者が自身についての理解を深めるという学習の目的を設定し,学習支援をする者(看護師)と患者の相互作用を重視した患者教育の方法論をとった。そして看護者と患者の相互作用に基づいた援助アプローチを展開することによって,高齢脳卒中患者自身が自分自身と環境への気づきを増し,よりその人らしく意欲的に暮らしていく方法を学ぶことのできる設計とした。またエキスパートパネルを開催し,臨床適用の可能性を探った。結果,李は看護に携わっている看護師の教育プログラムと組み合わせて展開することが,高齢脳卒中患者の学習支援により効果的であることが示唆され,学習、教育プログラムを洗練した。
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