2010 Fiscal Year Annual Research Report
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19740007
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| Research Institution | University of Yamanashi |
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Principal Investigator |
中本 和典 山梨大学, 総合分析実験センター, 教授 (30342570)
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| Keywords | 代数学 / 代数幾何学 / 表現のモジュライ / 不変式論 |
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| Research Abstract |
平成22年度の研究成果は次の通りである。
(1)鳥居猛氏(岡山大学)との共著
"Rational homotopy type of the moduli of representations with Borel Mold "Topology of the representation varieties with Borel mold for unstable cases"の2本が学術雑誌に掲載受理された。これらの論文は、表現のモジュライの位相的性質を調べたものであり、ボレル鋳型表現について大まかなところはすべて解明された。
(2)Bogazici大学(トルコ)にて、Meral Tosun氏との共同研究の成果として,"Toward a new construction of \tilde {D}_5-singularities"というタイトルで講演を行った。その成果は、学術雑誌に投稿中である。
(3)第14回多元環の表現論国際シンポジュームにて、奥山真吾氏(香川高専)との共同研究の成果として、"The degenerated Hilbert-Poincare series of the invariant rings of two matrices"というタイトルで講演を行った。現在では、6次の退化したポアンカレ級数を決定し、さらに7次の退化したポアンカレ級数の候補が見つかっている。
(4)プレプリント"The moduli of representations with Borel mold" (arXiv : 10080242)を公表した。この論文では、ボレル鋳型表現のモジュライをスキームとして構成した結果が述べられていて、学術雑誌に投稿中である。
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