2008 Fiscal Year Final Research Report
Irradiation conditions affected depth profiles and mechanical properties of light cure materials for children and disabled child(person)
Project/Area Number |
19791597
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthodontic/Pediatric dentistry
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
小田 訓子 (池田 訓子) Showa University, 歯学部, 助教 (70365708)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Keywords | 小児歯科学 |
Research Abstract |
小児歯科および障害児(者)歯科領域の歯科治療において,治療時間が短縮できることは非常に重要である.中でも成形修復処置は,歯科材料学的特性から1回の治療時間を短縮させることが困難であった.近年,開発された照射時間を短縮できるとされている高強度光照射器を用いて硬化させた歯科用材料についての報告が少ないため研究を行った.デュアルキュアタイプのレジンセメントにおいて,高強度の光重合をすると,化学重合反応が抑制されるという報告に類似している.以上の結果より,デュアルもしくはトライキュアのRMGIセメントでは,コンポジットレジンと異なり,セメントの機械的性質の向上を期待した高出力照射器を用い高強度の照射を行うと,逆にセメント硬化体の特性低下を生じさせることが認められた.
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